息子の葬儀を行うにあたって、私の希望は息子のお友達に、たくさん来ていただきたい。という事でした。


ただ、友達に知らせると言っても、息子の携帯は出てこないまま。私も息子の友人関係は全くわからない状態。 

でも、奇跡的に息子の一番よく遊んでいた友人にたどり着き、連絡を取ることが出来ました。事情を話し、何とか高校、中学にも、LINEを回してもらい、葬儀には思いがけずたくさんのお友達が駆けつけてくれました。


○○くん。当日、本当にあんたがいたのかどうかは、わからないけど、お父さん、お母さん、おばちゃん3人で、一生懸命会場のセッティングをしたよ。めちゃくちゃ頑張ったって言ってた大学の卒業制作もボードを借りて全部貼ったよ。好きな本やDVDも並べた。小さい頃からよく食べてたクッキーも焼いて飾った。それから、あんたが居なくなってから届いた二級建築士の一次試験の合格通知も皆に見てもらったよ。本当に良く頑張ってた。本当に良くやった。自慢の息子。


22歳。生き急いだね。