5年に一度の技術者講習。

講師は官僚天下りの爺さんで内容はテキストを読みながら思い出話。序文の1ページ目だけで実に90分を消化した。


日本の政治屋や役人、偉い人によく見られるパターンで同じ話を表現を変えて繰り返す。文章は一語ごとに区切って読み上げる。俗に言う言語明瞭意味不明瞭。


5年に一度の受講が法で決められているらしいがその内容には規定がない。5年に一度カネ払って1日潰せば仕事してもいい、という非常にわかりやすく役人らしいカネ儲けの方法でビジネスモデルとしてよくできている。実施する方は責任を負わずにカネだけが落ちる。


周りを見渡してもほぼ誰も話を聞いていない。寝てるかスマホか。講師もスタッフも何も言わない。この場に座って法定の時間を過ごすことこそが最重要であって内容はどうでもいい。これこそが日本の資格試験の真髄。一度合格したものはあとはカネさえ払えば技術や知識がどうでも剥奪されない。事故が起きれば個人の責任。


すばらしい。