デフ

 

 

舗装道路で平坦であればこれでいいものを、旋回中に内輪の荷重が抜けたり泥濘路や降雪時に一輪だけ空転すると空転していない側に回転力が伝わらなくなり、クルマが前に進まなくなります。

 

それを解消するための部品の一つがLSD

 

 

 

日本国内だと新品でだいたい10万円から。

新車でオプション設定がある場合も多々あります。

営農グレードも軽トラックだと左右の後輪を直結するデバイスが載っています。

 

で、アメ車によくあるのが車軸屋さんの車軸を使っている場合。

わたしらダナと呼んでますが日本法人はデーナさんだそうで

 

 

ジープの場合には前後DANAなので、車種年式でなくDANA44なりDANA30なりでドライブシャフトのスプラインを合わせれば使えそうなものじゃないですか。

ところがDANA44の30スプライン用のデフ玉だとグランドチェロキーWJには合わない。これは部品商の個々のページでもebayのマッチングでも同じ結果が出ます。

英語版のWIKIで調べたら、WJのDANA44はDANA44"A"というのを使っていて、これはデフケースがアルミ製なんだとか。そんなことで合わなくなるもんなのね。

 

車種によっては200ドル台である空転すると断続せずに完全に直結する機械式デフロッカーはなぜか400ドルくらい。ブロンコの時にたしか300ドルしなかったオーストラリア製の品物は調べたら499ドルでした。機械式LSDは1100ドルくらいから、エアロッカーだと1800ドルあたり。あんまり数が出る車種じゃないんでしょう。