彼は、言葉を出せなかった。しばし沈黙の後、
 
「何とか言えよ!フザけんなよ」
 
物凄い剣幕で彼女は隆一を罵る。
 
「何とか言ってみろよ!!」
 
彼は、少しプチンとキレて、自分が伝えたいことを伝えることにした。
 
「あのなあ、俺だってなあ、困ってんだよ!ちょっとは考えてみろよ!世の中信じられない訳分からねーこといっぱいあるだろ?俺は結華が好きだけど、結華がすぐに怒って関係を切ろうとする癖をやめてほしいんだよ!もっとゆっくり落ち着いて話そうぜ、なあ?俺だって訳分からねーんだよ!」
 
逆ギレした彼に、少し動揺する彼女。さらに彼は言う。
 
「さっき、俺が言ったことは全部本当だよ!俺もとんでもない状況でテンパってんだよ!ここに俺たちの娘がいるけど、正直なあ、俺だって信じられねえわ!もう、電話してもケンカになるから、メールで話すぞ、いいな!!」
 
うわあっ…、彼女は彼の毅然とした男らしさに惚れ直すのだが、彼は電話を切ってしまった。
…そうよ!その本気の隆くんがイイの!好きなの!
すぐに電話をかけ直す。すぐに出る彼。
 
「もう、電話はしないって言っただろ?」
 
彼の冷たく激しい言葉に、結華は
 
「ねえ… 」
 
と甘い声で囁く。彼は、何だ?という感じである。彼女は続けて囁く。
 
「ねえ…、怒ってる時の隆くん、正直言って大好き。
やっぱり、別れるのやめようよ。ねっ」
 
 
カラスがカアカアと春の空を飛んでいった。
また、事態は突然好転し始めた。
少女は、よくわからないといった顔で、この口論を見守っている。
 
 

仲間の一人が、スゲーでかいミスをしてしまった時に、


メンバーの多くは、当然怒ります。


そんな時に、リーダーはどうしたらいいか。


ミスした人がやる気を失わないように気遣うべきか。


いや、叱るべきでしょう。


「みんなに謝りなさい!何を考えているんだ!」と


やはり言わなくてはなりません。


取り返しの付かないミスならば、一時間かけてでも叱るべきです。


メンバーの聞いている中で叱るのが、効果的です。




しかし、その当事者がチームに多大な貢献をしている人ならば、


許してはならない!と思っていても、


反省の内容を見て、頃合いが来たら、許してあげましょう。


よく考えてみれば、誰しもミスはするのです。


調子が悪かったのかも知れない。


あまり怒って叱るのも考えものです。


当事者は、辛いだろうと思います。


こんな結果になるハズはなかったのに!……と。




リーダーは、まとめ役です。


涙ながらに謝る当事者に対して、


いつまでもプンプンしてちゃいけません。


早く次の仕事に向かうべきです。


失敗をいつまでも引きずらせてはいけません。


「さあ、次にやるべき仕事をするんだ!いつまでもクヨクヨするな!」


あなたは、これらの話しを聞いていてどう思われますか?


自分が当事者なら…


自分がメンバーの一人なら…


自分がリーダーならば…




チームのメンバーが「もう、済んだことはいいじゃねえか?許してやろうぜ」と


思えるまで全員の前で叱ってあげましょう。




確かに、ミスされたら金銭上のトラブルにもなります。


ただ、愛情は忘れてはなりません。


愛情で叱り、愛情で次に繋ぐことが大事です。





shimadryu









 
 
健気な少女は、大きめの声で、
 
「私はお母さんの娘です。信じてくれる?」
 
と問いかける。しかし、結華の耳には届かない。
 
結華が、もしもし、聞こえないんだけど、何かしゃべって!
と繰り返し物言うのだが少女の声は届かず、電波の乱れが激しくなり、
もういいわよ!と彼女は怒って電話を切った。
 
「お父さん、私の声、お母さんに聞こえないみたい。
電話、切られちゃった。ゴメンなさい」
 
少女は悲しくなっておずおずと携帯を隆一に返す。
 
え?じゃあ、どーすんのよ?これから……
彼は、 状況がさらにヤバくなったことに気付き、急いで彼女にメールを入れる。 冷たい汗が額から流れ落ちる。
 
 
結華は、考え込んでしまった。(私の娘?あり得ないわ、やっぱり。話そうと思った私が馬鹿だったわ!どうせ新しい女が出来たに決まってる。私は、彼に裏切られたのよ)辛くて涙が溢れ出す。私なりに、ずっと尽くしてきたのにさ……
 
 
隆一は、この気まずすぎる展開に困惑していた。ダメだ!!終わりだ…。その父の苦しむ姿を見て、少女は胸を痛める。
(私が、いけないんだ…)
 
「お父さん、元気出して。未来を私は知ってるの。お父さんとお母さんは結婚して、私を産むんだよ」
 
隆一は、(けど、その話、何の論理も根拠もないだろ…、どーしたらいいんだよ?マジで…)と思っている。
その思考の最中、彼女からの携帯の着信音が鳴り響く。
急いで電話に出ると、開口一番、結華は覚悟の言葉を告げた。
 
「もう、私達別れましょう。その前に、言いたいこと何でも言って」
 
彼は、雷に打たれたようなショックを受け、何を言って良いか益々分からなくなった。
 
 
 
 


今の流れに逆らわないためには


自分の自我を一度捨てることです


世の中の大きな流れに乗って


時代の風を掴みましょう


自我というものは「俺がやるんだ、俺がやるんだ!」みたいな気持ちです


「俺がいなけりゃ上手くいかないんだ」というプライドかな


自分に執着する気持ちを自我と言います




また、流れというものは沢山の存在のおかげで出来ています


「流行」はまさに世間の集合意識の作る業だね


そのベクトルに逆らうことなく、さらに新しい流れを作るにはどうしたらいいか




今の流れを川に例えます


あなたが川で泳いでいると考えて


まず、上流から下流に流れる水の動きに身を任せて


そしてよく川の外を見ましょう


どうも、しがみついたら川から上がれるみたいです


勘と経験を頼りに、適当な岸にしがみついて陸地に出る


そこまでのプロセスで、流れに逆らっていたならば下手すると溺れて死んでいたかも知れない


よし!陸地に着いたぞ!


それから知らない土地で生活や仕事を始めるのです


持ち物が無いためにまずはサバイバルだ!


ひたすら知らない人達とコミュニケーションをとり、生きるために必死になります


やがて年月が経ち、あなたは大成功しているかも知れません


もしもあの時、流れに逆らっていれば、また外を見る努力をしていなければ海で消えていたんだよ


例えると、これが流れに逆らわず、流れを作る方法です


あなたが新しいものを考え出す際に、


この文章が参考になりましたら幸いですo(*⌒―⌒*)o




shimadryu


そう言えば


サイテーな過去があったなあ


みんなにもあったんじゃない?


あまりにも嫌な記憶


早く忘れたいことっつーか




それを笑い飛ばすには


かなりのエネルギーが必要で


そんなことどーでもいいさと


思うには今が楽しくなきゃ、ね


もちろん辛いことも山程あるんだけど


まーいいかってカンジで


よおし、次に行くぜと


とことん現実を変えてくんだよ




まだまだダメな自分に喝を入れながら


周囲に叱られたりしながら


えーい、やっちまえと


無我夢中で生きていくんだ




愛とか夢とかも


リアルに考えて進めていけば素敵なことで


単純に現在の状況を割り切ってしたたかに乗り切れば


今日、明日は希望に満ちるんだ


サイテーな過去を笑い飛ばそうぜ(〃⌒ー⌒〃)ゞ



shimadryu