中学生とおしゃべりをして対話を学ぶ | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

(後半にイベントのご案内を併記させていただいています)
 

 

 

皆さんは、私が

 

我が子ではない子どもと話すことで、

学べることがあるんだよな~

 

と言ったら、どんな風に思うでしょうか。

 

 

 

「そうなんだよね~」派

「そうなのかな~」派

 

 

どちらもいらっしゃることを期待して書き進めます(笑)

 

 

 

 

11月16日(土)に上尾市内の中学校で

 

中学生とおしゃべりで交流しませんか?
大人としゃべり場
トークフォークダンス in かわらぶき

 

というイベントが開催されます。

 

 

 

SNSで昨年の様子を拝見してから、ずっと気になっていた取組。

 

それが今年も開催されるという情報をキャッチして、すぐさま申し込みました。

 

私は、主催者の西川正さんに一度お目にかかりたい、西川さんのファシリテーションを体験してみたいという下心たっぷりにひひで参加するつもりだったのですが、

 

急遽ご縁から妻もお誘いいただいて、夫婦で参加させていただくことになりました。

 

 

 

 

西川さんのSNSでの発信を拝見すると、このトークフォークダンスという取り組みは、元々福岡県直方市で開催されていたものを西川さんが昨年上尾市内で実施し、今年で2回目。

 

 

簡単にプログラムを書き起こすと。

 

1 1対1で中学生と大人が対話をする

2 日常的なテーマ(問いかけ)を設定する

3 対話するのは片道1分間×2人

4 対話のペアは次々変えていく

 

こんな感じでしょうか。

 

 

 

 

当初は下心たっぷりで参加を申し込んだのですが、実はこのプログラムって、社会人にもとても有意義なトレーニングの場になると、私は見込んでいます。

 

 

 

職場部下や後輩を持つ立場としても

家庭子どもに関わり立場としても

 

 

 

何のトレーニングかというと、

 

思い込みを脇に置いて

相手の話を聴き切る

 

そのトレーニング。

 

 

 

 

恐らくですが、このトークフォークダンスのプログラムでは、大人が目の前の中学生の発言を先入観を元に否定したり、自分の考えを押し付けるのは、ダサい関わり方。

 

もしかしたらルールとしてある程度、姿勢や発言、介入などについて明示される可能性もあります。

 

 

 

 

ところで、

 

普段の自然体で考えたら、相手が自分より年下だったり、組織上の部下や後輩だったり、コミュニティの新参者だったりした場合、私たちはツイツイ説教臭くなったり、「教えてやろう」モードになったりしがちではないでしょうか?

 

 

 

相手が中学生だと、意識して向き合わなければ、同じことが起こり得ます。

 

 

 

そのとき、私たち大人の側には例えば

 

・自分の方が経験の分だけ多くを知っている
・中学生はまだまだ知識も考え方も未熟だ

・自分の知ってることは彼らにも価値がある

 

という先入観があるのではないでしょうか。

 

上記はほんの一例で、他にも色々と、子育て経験、お金で苦労した経験、新入社員の頃の経験、会社を創った経験……それこそ大人の数だけ中学生と自分を比較したときの先入観があると思います。

 

 

 

 

それを一旦手放して、目の前の中学生とただの人間対人間で向き合う経験を通して、

 

職場での部下や後輩に対して、

家庭での子どもに対して、

 

思い込みを脇に置いて

相手の話を聴き切る

 

という姿勢の練習ができるのではないかな~と勝手ながら(笑)期待しています。

 

 

 

 

しかも、今回のトークフォークダンスでは、2分間(中学生1分間、大人1分間)の対話を、何人もペアを入れ替えて、何回も繰り返すとのこと。

 

これが練習としてとてもいいな~と感じていて、なぜなら

 

あ、今の中学生との話、

ちょい説教臭くなっちゃったかも~

 

と反省したら、ペアを切り替えた次の中学生との対話で、自分の姿勢を改めることができるから。

 

 

1 対話する(説教臭くなる)【経験】

2 アチャー(反省する)【振り返り】

3 次こそは(改めようとする)【概念化】

4 対話する(説教抑える)【試行】

 


これをグルグルと繰り返せるわけですよね。

 

これ、まさに

 

小さな経験学習

何回も繰り返す

 

ことになりませんか?

 

 

 

 

だから、このトークフォークダンスが中学生にとって意義ある場であるだけではなく(それ以上に?)、参加する大人にとって学びの場になるんだろうな~と楽しみにしているのですにひひ

 

 

 

 

お時間のある方は、よろしければご一緒しませんか?

 

(この記事をご覧いただいた時点で、申込が締め切られていたらゴメンなさい)

 

 

 

星 概要

【日時】2019年11月16日(土)10:00~11:30(受付9:15~9:45)

【場所】上尾市立瓦葺中学校体育館(http://urx.blue/KlrX

【参加者】瓦葺中学校1、2年生 と 大人の皆様

【募集人数】約270 名(生徒人数分)

【申し込みフォーム】こちらからお願いします。
右矢印https://ws.formzu.net/fgen/S16098637/

 

詳しくは下記をご確認の上、お申込ください。

右矢印主催者によるFacebooでの投稿

 

また、主催者の西川さんの想いとして、こちらも読み応えがあるのでよろしければ併せてお読みください。

右矢印主催者の想い(過去のFacebookの投稿)

 

 

 

 

星星 対話と先入観についておススメ本 星星

 

『人を助けるとはどういうことか』

迷ったらこの本だけ読んでください。先入観があることで、私たちは支援を必要としている相手に必要な支援を届けられていない。そんな現象とどのように向き合うのかを平易な言葉で教えてくれる良書。

 

人を助けるとはどういうことか――本当の「協力関係」をつくる7つの原則

 

 

『ダイアローグ』

対話における先入観、想定、物語の存在から、対話と議論の違いなど対話について極めて本質的な部分を伝えようとする一冊。抽象度が高い記述も多いですが、その雰囲気も含めて対話(ダイアローグ)について自分の中に沁みこませるために繰返し読みたくなります。

 

ダイアローグ――対立から共生へ、議論から対話へ

 

 

『他者と働く』

対話と先入観(本書ではナラティブと表現)について、組織における分かりあえなさを溝、対話によって築く関係性を橋と喩えて、その発生原因、橋をかけ協働するための4つのステップについて解説。組織の中での活用を想定すると、とても心強い実用的な一冊。

 

他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論 (NewsPicksパブリッシング)

 

 

『ヤフーの 1 on 1』

職場で私が後輩たちに合意してもらって実施している「1 on 1」。本書を参考にして実施しています。1対1の対話において、どのように先入観を排して問いかけるかについて、対話の文例(スプリクト)なども用いて解説しているので実用的で助かっています。

 

ヤフーの1on1―――部下を成長させるコミュニケーションの技法

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星ご報告です星

 

地域情報サイト「まいぷれ浦和」 さん

右矢印https://urawa-saitama.mypl.net/article/eventrepo_urawa-saitama/31438

 

で、

さいたま新都心朝活を取材して記事にしていただきました。

 

朝活に参加し、取材し、記事にしてくださった深沢さん、ありがとうございました!ニコニコ

 

 

 

 

クローバークローバーさいたま市100人カイギ vol.3クローバークローバー

 

【日時】2019年11月16日(土曜日)12時〜14時
【会場】おふろcafé utatane
(さいたま市埼玉県さいたま市北区大成町4丁目179-3)
【参加費】1000円(コーヒー付)
※100人カイギ終了後、おふろcafeにそのまま滞在するチケットも販売しています!
【定員】30名(※年齢性別市内在住・在勤問いません)


【タイムテーブル】11:45 開場
12:00 オープニング
12:10 チェックイン
12:20 ゲストトーク(10分×5名)
13:30 ネットワーキング
14:00 終了

 

その他詳しい内容と参加申込はこちら

右矢印さいたま市100人カイギ vol.3

 

 

 

 

この6人でさいたま市100人カイギを企画・運営しています。

(私は黒子として大体裏方にいます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

チューリップ赤チューリップ赤ご案内チューリップ赤チューリップ赤

 

最近は、公務員のパラレルキャリアやキャリアデザインといったお話で、執筆や講師としての登壇等ご相談いただくケースがあります。

右矢印こんな場面でお手伝いしています~活動実績紹介~

 

 

何かの活動で「ご一緒しましょう」といったお誘いや、執筆、勉強会の講師、ワークショップの企画・運営など、内容によってはお力になれると思いますので、よろしければご相談ください!

 

星執筆や講演、ワークショップのプログラムデザインやファシリテーター等、各種ご相談・ご依頼はこちらからご連絡ください。

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