黙ってただ感じるべし~第3回WSD特殊講義・佐伯先生~(ワークショップデザイナーへのみち・番外) | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

 

今日は午前中は現場っぽい仕事で大宮。

 

 

 

午後は、ワークショップデザイナーとしての学びの場へ。


 

 

 

青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラムは終わってしまったのですが、修了生の先輩たちが自主的に取り組んでいる学びの場へ参加してきました。

 

 

ワークショップデザイナーは、大学での3ヶ月間の学びを経て、ひな鳥として巣立つわけですが、大学で学んだことを錆び付かせることなく、実践と学びを続けていくのが修了生の誰もが直面する課題。

 

 

 

だったら自分たちで学びの場を創っていけばいい、そんな発想で活動されているのが、特定非営利活動法人ワークショップデザイナー推進機構

 

 

その機構が主催する「WSD特殊講義」。

 

 

 

今回の“特殊講義”は、E-learningでお世話になった佐伯胖先生。

 

 

 

教育と心理学の分野を主たる領域として活動されている佐伯先生のE-learningは、基礎理論科目でも、選択科目でも受講しましたが、実はレポートを書くのは結構苦労しました。

 

というのも、聴いているそばから色々なことが頭の中に浮かんでしまって、つまりは刺激を受けまくってしまい、どこを切り出して書いたらいいのか困るのが私のとっての佐伯先生の講義。

 

 

 

 

自分がやりたいことを提案して、受け止めてもらえたという幸せな経験はあるか?
 

 

E-learningの佐伯先生の講義で、私がとても印象に残っているのがこの問い。

 

 

頭の中では、

 

子どもたちからやりたいことを提案されて、それを受け止めることで、子どもたちに幸せな経験をさせているか?

 

と変換されるわけです。

 

 

 

 

これも佐伯先生のお話からですが、

 

(学校)教育に適応できるようになるということは、能動性を放棄して “大人と呼ばれる人の指示に従うということ” こそが成長するということだと思い込む習性である。
 

これをもって発達すると捉える考え方を改めるべきではないか

“自分のWillがうごめき出すことを止めてしまう” ということを身につけてしまっていることを考える必要がある

(青字は佐伯先生の講義からの引用)
 

という問題意識も講義で教えていただきました。

 

 

これが、子育て中の親としては、スゴく、スゴく重く響いたのを憶えています。

 

 

 

 

今日はそんな佐伯先生の生講義。

 

特殊講義に共通するテーマは

 

「今、社会で活躍するワークショップデザイナーに伝えたいこと」

 

そして、佐伯先生の今回の講義のテーマは

 

「根源的能動性をとりもどす」

 

でした。

 

 

 

あまり講義の内容をつぶさに紹介しませんが(一応、ワークショップデザイナー向けの有料の講義ですし・・・・・・)、

 

やはり、佐伯節炸裂

 

そして、

 

あ~、E-learningのまんまだ~

 

と、ついついミーハーな気持ちで話しを聴きたくなってしまいます。

 

 

 

とはいえ、もちろん内容は本物であり本質的。

 

 

今日の学びを一言で表すなら

 

 

言語化しないで、

ただ感じるべし

 

 

に尽きます。

 

 

 

私は直接教育の現場に関わっているわけではありませんが、子育て中の親として、子どもと過ごす時間の中に、言語化しないでただ感じる時間を、ほんの少しだけでも増やしてみようかなって思いました。(講義を受けてない人にはなんのこっちゃですが・汗)

 

 

 

 

そういえば、E-learningでもそうでしたが、ワークショップとの関連性についての学びを見出すのに受講者の自助努力が不可欠なのが佐伯先生の講義の特徴でもあると私は感じています。

 

佐伯先生は正面から、ワークショップの場のことに触れることは、ほとんどありません。今回の特殊講義でもそれは例外ではなくて、私なりにワークショップ的な学びの切り口を抽出するとしたら、

 

本当の省察(reflection)は、第三者的な立場からの客観的な記述に対して為されるのではなく、感じることからしか実現しない

 

かな。

 

これはドナルド・ショーンの『省察(reflection)』論から佐伯先生が引っ張ってきてお話されたもの。

 

 

 

ワークショップも含めてイベントや学びの場を設けたときに、後から振り返って、やっぱり重要なのは、あの時現場で自分が場の雰囲気をどう感じたか、そして、現場の参加者がどう感じていると自分自身が感じ取ったか、ということが省察に必要な最大かつ良質な素材なんですよね。

 

感じ取ったことを、記録として客観的に言語化するのではなく、感じとったままにどうやってことばにして他者と共有するか、ヒントをいただけたような、より深い悩みに導いていただいたようなガーン

 

 

 

 

 

そうそう、特殊講義を受講したら、同じ25期の修了生たちにもたくさん再会できて、プチ同窓会な雰囲気も楽しかったな。(って、まだ最終講義から1週間しか経ってませんがべーっだ!

 

 

 

 

面白さを知る、それを他者と共有しようとする。

すべての人が、赤ちゃんであっても、文化的実践者である。

 

 

 

 

 

 

宝石緑        宝石緑        宝石緑

 

「ワークショップデザイナーへのみち」シリーズ

 

ワークショップデザイナーへのみち①

ワークショップデザイナーへのみち②
ワークショップデザイナーへのみち③

ファシリテーターをやってなかったという気付き(ワークショップデザイナーへの道④)

最終課題は「地方公務員の仲間」に向けて(ワークショップデザイナーへのみち⑤)

最終講義前日の振り返り(ワークショップデザイナーへのみち⑥)

最終講義が終わり、次の学びへ(ワークショップデザイナーへのみち⑦)

 

プログラムの内容や受講方法などが気になる方は、下記をご覧ください。

 

青山学院大学社会情報学部
ワークショップデザイナー育成プログラムHP

http://wsd.irc.aoyama.ac.jp/