「重要な事業だから残業」の矛盾 | 公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

公務員 島田正樹 〜仕事と私事と志事と〜

仕事も家族・友人との私事も楽しみながら、魂を燃やして挑む“志事”で社会を変えていきたい! 地方公務員として働きながら、NPO活動、講演、執筆、ワークショップデザイナーなどに取り組む“公務員ポートフォリオワーカー”として活動しています。

 

まずもってキチンとことわっておくと、私が所属する部署の話ではありません。

 

 

 

 

皆さんの職場に、会社(役所)を代表するような重要な事業やそこに向かって立ち上げられたプロジェクトを担当する部署って、一つや二つ(いや、もっとか!?)ありますよね?

 

 

 

社長肝いりとか、社運をかけてとか、まぁ、そこまで言わなくても、「うちの会社で最近注目されててさ、あちこちの部署からエース級の社員を集めてやってる事業なんだよ」みたいなやつです。半分妄想が入ってますが(笑)

 

 

でも、ありますよね、そういう部署とかチーム。

 

 

それで、ここからは読んでいただいている皆さんにお聴きしたいところなんですけど、そういう部署やチームって、かなりの確率で、長時間労働していませんか?

 

 

 

私の勤めるさいたま市役所でも、やっぱりそういう部署があります。例えば市長肝いりの大きなイベントを所管する部署などは、長時間労働がケシカランと市議会でも指摘を受けていました。(ちなみに、私の所属する課は長時間労働ではありません)

 

 

 

 

そういう重要な事業を任されて、長時間労働に陥っている部署やチームがあるという前提での話なのですが、

 

会社(役所)の重要な事業を担っている部署だから、残業が多くて当たり前

 

って、実は矛盾している気がするんです。

 

 

 

 

一見すると、

 

重要な事業を担ってる

難しくて大量の業務

残業が多くなる

 

ということで、そりゃそうだよね、って思いがちなのですが、この状態って健全ではないと私は思っています。

 

 

 

だって、ヘロヘロで疲労が蓄積した状態で働かせて、パフォーマンスが下がっている部署やチームが重要な事業を任されてちゃダメでしょ、って思いませんか?

 

 

 

本当のことを言えば、会社(役所)の中に、重要な事業とそうではない事業っていう分け方は正しくなくて、重要じゃない事業なんてないのかもしれないけど、そんなキレイごとじゃなくて、やっぱりコレだっ!!ていう事業はあるわけですよね。

 

 

その重要な事業を成功させたいと思ったら、その部署やチームが長時間労働でヘロヘロにならないような施策が必要だというのが、私の考えです。

 

 

 

だって、ソレ、大事な事業なんでしょ?

 

 

 

重要な事業を任せる課のメンバーほど、クリアな頭でモノごとを考え、クリアな頭で体外的に企業や団体との交渉に当たるようにする。

それが、重要な事業を任せるときの在り方なんじゃないでしょうか。

 

 

 

「あそこはさすがに重要な事業を任されてるだけあって、みんな遅くまで残業してるよね」

 

 

とか言ってるマネジャーや人事・組織の担当者はいるかもしれませんが、

 

 

「あそこは重要な事業を任されているのに、みんな遅くまで残業してるよ。あれじゃいい仕事できないよ、ヤバイね」

 

 

という発言は、あまり耳にしないのは何故なんでしょうね~?