お見舞い申し上げます 能登半島地震、羽田事故。付録2024年イベント

 

明けましておめでとうございます。どころではない正月になった。1月1日午後4時10分、震度7を観測する「能登半島地震」(マグニチュード7・6)があり、犠牲者は100人(1月6日現在)を超えた。2日午後5時50分には羽田空港で日航機516便と海上保安庁の航空機が滑走路上で衝突炎上した。海保5人が殉職。日航機の乗員乗客379人は全員脱出し、海保側の機長は重傷を負った。亡くなった方のご冥福を心よりお祈りする。ケガをされた方や家屋がつぶれてしまった方々にはお見舞いを申し上げる。

 

政治経済が止まる年末年始に大惨事。マスコミの対応は

こんな正月も珍しい。私も30年近くニュース屋だったが、こんな経験はない。年末年始は政治経済が動かないため、大きなニュースはほとんどない。だから若い独身の記者が出社してテレビを見て過ごす。家族持ちは「家庭サービス」にいそしむ。普段が普段だけに「出社した方が楽だ」なんて猛者もいた。私は1年くらいしか新聞社にいなかったのでうる覚えだが、やたら海軍用語を好む風潮があった。その代表例が「全舷(ぜんげん)」「半舷(はんげん)」だろう。全員あるいは半数が船を降りて休養をとることを言う。「新しい局長の着任祝いは全員出席と言いたいところだが、そうもいかないので半舷だな」とデスクが言っていた記憶がある。正月は正に全舷状態だったろうと思う。

出版社に転職して週刊誌記者となったが、12月は「地獄の年末進行」で、新年1号目まで責了してしまうので、正月の記者は空気の抜けた風船のようになり使い物にならない。

 

留守番役になる心構えとして先輩に言われたことは、「あるとしたら社会部ネタだけ。自然災害交通インフラは要注意だ」。今回、その2つがほぼ同時に勃発したことになる。

 

まだ、論評する材料もないので、今回「2024年は、こんな年」をお贈りする。

 

「2024」イベント予定

 

1月7日   NHK大河ドラマ「光る君へ」スタート

 

1月13日  台湾総統選挙

 

1月26日  通常国会召集(予定)

 

2月14日  インドネシア大統領選挙

 

2月15日  10-12月期GDP(日本)速報値発表

 

3月3日  東京マラソン

 

3月10日  米国アカデミー賞授賞式

 

3月16日  北陸新幹線「金沢~敦賀」開業

 

3月17日  ロシア大統領選挙

 

6月2日  メキシコ大統領選挙

 

6月6日  東京ディズニーシー「ファンタジースプリングス」開業

 

6月13日  G7イタリアサミット(南部プートリア州)

 

7月~   新札発行  

 

7月7日   東京都知事選挙

 

7月26日  パリ五輪(~8/11)

 

8月28日  パリ・パラリンピック(~9/8)

 

9月    自民党総裁選挙

 

11月5日  米国大統領選挙