さあ仕事始め、会議の教訓「くだらない話の大切さ」

 

「いい事を言おう」が先にたつ会議嫌い

いよいよ今日から仕事始めの方も多いのではないかと思います。

年初の会議って気が重いですよね。

今考えると会議で「いい事をいおう」と思い過ぎたので、会議嫌いになったのではないかと思うようになりました。

 

トーク番組の先導役はくだらない話の名手

わたしはよくバラエティー番組の収録をスタジオの隅で見ていました。ドリフターズのコントは緻密な計算のもとけいこを繰り返して完成度が高く見事なものでした。一方、「ひょうきん族」のたけしさんさんまさんはぶっつけ本番みたいな感じでそれはそれで見事というしかなかったものです。

ところがトーク系のバラエティー番組は最初低レベルというかあまり面白くない話から入ることに気づきました。最初にハードルを上げてしまわないのがトーク番組の胆なのです。

この入りが上手いのが平成ノブシコブシの吉村さんです。くだらない話からスタートするので、周りのタレントが「プロであんなものなんだから」とグッと話しやすくなるわけです。

吉村さんは自分のことより、番組全体を考えていたわけです。

 

後から話す人を楽にさせる効用

ですから会議でくだらない発言をしてしまったら、後から発言する人を楽にさせたと思えばいいわけです。あなたの評価は必ずしも上がりませんが、会議ひいては会社のためになっていると思いましょう。くよくよしてもはじまりません。

 

雑談で記者のレベルがわかるの真意

わたしの上司であった編集長が「雑談で記者のレベルがわかる」とよく言っていました。これは専門性の片鱗をうかがわせる、相手の小さな変化に気づく観察眼を持っている、どんな話題にもついていける広いフィールドを備えているというようなことなのだと思います。それにもまして、こちらから気軽に話しかける明るい人柄が重要だと言いたかったのかもしれません。

 

話しかけることに意味がある

世界三大心理学者のひとりアルフレッド・アドラーは「ひとの悩みほほとんどは人間関係の悩みである」と言っています。人間関係をよくするツールが雑談であり、エピソードトークです。自分のハードルを上げ過ぎず、気軽に話しかけるのがいいのかもしれません。

 

ことし2本目のブログです。ハードルを上げ過ぎない程度の仕上がりになってしまいました。