【資料編】戦後の為替相場の動きを年表で見る
急激な円安ドル高が止まりません。ここで、外国為替に関する戦後の動きを見ておきましょう。
第二次世界大戦
1944年 ブレトン・ウッズ体制（米国の都市）
金1オンス（31ｇ）＝35米ドル【金本位制】 1ドル＝360円【固定相場制】
ＩＭＦ 世界銀行設立
1945年 第二次世界大戦終了
米国工業斜陽化 ベトナム戦争泥沼化 米国の金大量流失
1971年8月 ニクソン・ショック
米ドル、金との兌換（だかん）を一時停止 金本位制の限界見える
1971年12月 スミソニアン協定（米国の博物館で会合）
あまりの市場の混乱に固定相場制復帰を宣言
金1オンス（31ｇ）＝38米ドル 【金本位制】 1ドル＝308円【固定相場制】
1976年 キングストン合意（ジャマイカの都市）
ＩＭＦ、【変動相場制】移行を宣言
1980年代 米国Ｒ・レーガン大統領就任 SDR（戦略防衛構想）等で財務・貿易「双子の赤字」に
1985年 プラザ合意（米国のホテル名） ドル安誘導で先進国が同意
1ドル240円
1985年 円高ドル安で急激に日本の景気が後退、焦った日銀が公定歩合を下げる
1986年～91年 日本「バブル景気」
1987年2月 ルーブル合意（パリ）
米国物価急上昇で過度のドル安に警戒感
1987年10月「ブラック・マンデー」世界的株価大暴落
1997年 アジア通貨危機 タイのバーツ暴落→インドネシア→韓国→マレーシアに伝染
1998年 ロシア通貨危機
1999年 ブラジル通貨危機
2001年 アルゼンチン通貨危機
2008年9月 「リーマン・ショック」
米国の低所得者向け住宅ローン貸し倒れ頻発、派生金融商品保有の大手証券会社倒産
2008年11月 G20初開催