2021年11月5日(金)19時00分 中野 BONBON 応援している女優・西条美咲さんが出演する舞台『砧』を観に行って来ました!

 

<金の蜥蜴のホームぺージ より>

ようこそ「演劇ユニット 金の蜥蜴」ホームページへ。主宰の暮川彰です。

当ユニットは、一言で言うと「能楽」と「現代芝居」のコラボレーション、回りくどく言えば「能楽と現代芝居(現代劇、とはちょっと違う)はどちらも役者の やる芝居であるということを、お客様に感じて欲しい」ということを基本コンセプトとして上演しています。

日本の芸能でありながら、日本人に馴染みが薄くなってしまった「能楽」が、数百年も続いてきた理由である「何か」を、「現代芝居」に取り入れることによって、観客の皆様に少しでも感じ取っていただけるような作品をお届けするべく、頑張っております。

能楽のようなもの、ではなくプロの能楽師まで巻き込んでの現代芝居に能楽のエッセンスを取り入れた時代劇。能楽の幻想性や美しさを上手く活用しつつ、笑いあり、アクション(?)あり、涙ありで、みなさまのお越しをお待ちしております。

肩肘張らず、「エンターテイメントとしての能楽や芝居」を、どうぞお楽しみください!

演劇ユニット金の蜥蜴 主宰 暮川彰

 

【 終演後の撮影タイムでパチリ (^_-)-☆ 】

 

 
中野BONBONは、中野駅から住宅街の坂の上という劇場が固まってある場所の一つの劇場です。
 
【 4劇場の公演案内 (^_-)-☆ 】
 
【 BONBONの公演案内 (^_-)-☆ 】
 
【 BONBON入り口の公演案内 (^_-)-☆ 】
 
【 4劇場が固まってあるので、入り口を間違えないように! 】
 
【 BONBON劇場内のお祝いのスタンドフラワー ヽ(^。^)ノ 】
 
【 西条美咲さんへのお祝いのスタンドフラワー ヽ(^。^)ノ 】
 
【 『砧』のチラシ 左上が西条美咲さん (^_-)-☆ 】
 
【 チラシの裏面 (^_-)-☆ 】
 
【 当日のチケット (^_-)-☆ 】
 
【 チラシの裏面 DVDとアーカイブ配信のご案内! 】
 
【 『砧』のパンフレット (^_-)-☆ 】
 
【 出演者のみなさんの情報 (^_-)-☆ 】
 
【 終演後の撮影タイム なんか相談かな?? 】
 
【 自然な感じでパチリ (^_-)-☆ 】
 
【 ポーズが決まったみたい (*^-^*) 】
 
【 西条美咲さん 目力が強い ( `ー´)ノ 】
 
【 みんなで立って パチリ (^_-)-☆ 】
 
【 西条美咲さん ヽ(^。^)ノ 】
 
【 お姫様姿 素敵です ヽ(^。^)ノ
   横目でニコッとした感じが可愛いなぁ~ (^_-)-☆ 】
 
【 そろそろ撮影タイム終わります! 】
 
【 もう一度 座って お礼のご挨拶 m(__)m 】
 
 
 
【 撮影タイム終了です m(__)m 】
 
難しい「能」の演目を分かりやすく、でも、「能」の雰囲気を衣装や音楽、仕草、科白(セリフ)で表現しています。
 
美咲さんのお姫様(鈴典侍:すずのないし)、ちょっとわがままだけどとても凛とした役どころで、流石です ヽ(^。^)ノ
声がとてもチャーミング (^_-)-☆
 
幸田友見さんの演じる旅の僧、金の蜥蜴『砧』オリジナルの役どころ、難しい「能」を主題とした舞台に新たな風を感じます。
MCも柔らかくて良いですね!
 
井田友和さんの芦屋真備もカッコイイです!
 
暮川彰さんの頼子、悲哀の表現が流石です!
 
白須慶子さんの夕霧、真備に尽くす感じにキュンです!
 
野崎享類さんの直事、頼子に尽くす感じがクールです!
 
山副純子さんの初瀬、頼子を支える優しさにキュンです!
 
(演じている役どころ合っているかな??)
 
 
 
<能・演目辞典より 『砧』あらすじ >
 舞台『砧』とは少し異なる内容ですが、この能の『砧』をもとに生まれています。
砧

国立能楽堂提供:「能装図」 能 陀羅尼落葉/碪

あらすじ
九州の芦屋某が訴訟のために上京してからしばらく経ち、国元の妻は夫の帰国を待ちわびています。離れ離れになってから三年目の秋、侍女の夕霧が一人だけ帰郷してきました。妻は夫の無情を嘆きますが、せめてもの慰みにと、里人の打つ砧※を取り寄せて打ち、砧の音がわが思いをのせて都の夫のもとへ通じるようにと祈るのでした。

しかし、今年も帰国できないという知らせを聞いて、妻は病となり、つい に命を落とします。

帰国した夫がそれを知って弔うと、妻の亡霊がやつれ果てた姿で現われます。妻は、恋慕の執心にかられたまま死んだために、地獄に落ちていたのですが、いまだに夫が忘れられず、恋と怨みの同居するやるせなさを夫に訴え、そのつれなさを責めますが、夫の読経の功徳で成仏します。

※布地を打ちやわらげ、艶を出すのに用いる木槌。また、その木や石の台。その木槌で打つことや、打つ音にもいう。

みどころ
本作は、作者の世阿弥自身が「後世の人はこの能の味わいがわからないだろう」と述べたほどの自信作です。中年の女の独り寝の焦燥、愛の悲しみ、忘却への怨み、そうした生々しい人間的な苦悩を詩情豊かに描いています。

女の生きながらの怨みが現われる前場では、「砧ノ段」が山場であり、打つ砧に怨みを託しながらも、夫の帰郷に望みを抱いていることもあり、月に 興じたり、夫に愛着を感じてもいます。しかし後場では、絶望しきった妻の亡霊が現われて夫の不実を責め立て、観る者に妻の執心が押し迫ります。

『古今和歌集』や『新撰朗詠集』、『和漢朗詠集』などからの引用もなされ、作品世界に奥行きを与えています。特に『漢書』の、妻子が情を込めて打った砧の音が遠方の夫に届くという有名な蘇武の故事は、寂しく砧を打つ芦屋の某の妻と対比的に描かれ、その哀しみがより際立ったかたちで現われてきます。

流儀それぞれの演出意図により、謡の細部や、砧の作り物、その出し入れと設置場所などに違いがあります。

 
      お し ま い (*^-^*)