危険物取扱者乙4過去問163 物理化学

 

 

22年10月16日大阪府、30年2月4日、30年3月4日埼玉県、30年6月23日
R1年10月20日、R2年11月1日





[問 1 8 ]  燃焼に関する説明で、次のうち誤っているものはどれか。

   1  酸化反応のすべてが燃焼に該当するのではない。

   2  可燃物はどんな場合でも空気がないと燃焼しない。

   3  空気は酸素の供給源である。

   4  分解し酸素を発生しやすい物質は、自己(内部)燃焼しやすい。

   5  可燃物、酸素供給体、点火源を燃焼の三要素という。


平成21年後期②徳島県

[問 2 2 ] 炭素が完全燃焼するときの熱化学方程式は次のとおりである。
    C+O2=CO2+394kJである。 
   発生した熱量が788kJだったとするならば、炭素は何g完全燃焼したことになるか。
    ただし、炭素の原子量は12とする。                   
  1  12g    
  2  24g    
  3  36g    
  4  48g    
  5  60g 


[問 2 1 ] 静電気に関する記述として、次のうち誤っているものはどれか。     
  1  物体が電気を帯びることを帯電といい、帯電した物体に分布している、流れのない電気を静電気という。                          
  2  種類の違う物質は、こすり合わせると電子の一部が一方から他方へうつり、それぞれ正負の電荷が帯電する。
  3  電子が不足した物体は正に、電子が過剰にたまった物体は負に帯電する。
  4  物体間で電荷のやりとりがあっても、電気量の総和は変わらない。
  5  電荷には正電荷と負電荷があり、同種の電荷の間には引力がはたらく。
 

 

おすすめ:
「乙種4類危険物取扱者試験 令和4年版」公論出版
私は、25年間、危険物取扱者乙4の試験問題の復元していますが、この本は、
本当に最近の試験問題が正確に復元されています。
オススメです

 

 

解答

 問17-4 燃焼反応は、発熱反応で、 +Jとなる。
     燃焼反応ではない、吸熱反応は、-Jでとなる。 

 問18-2

 問21-5 異種の電荷間では吸引力、同種の電荷間では反発力 

 問22-2 熱化学方程式よりC(原子量12)が完全燃焼すると394kJの熱量が発生するので、788kJの熱量を発生させるには、熱化学方程式の2倍必要なので、炭素C(原子量12)の2倍の24g必要である。