危険物乙4 過去問 対策28

☆ポイント☆
●引火点について                                                       
 61 引火点:可燃性液体が空気中で引火するのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生するときの最低の温度をいう。(また、引火点が燃焼範囲の下限値(下限界)にあたり、燃焼範囲に入っていれば、火を持っていくと火がつく。)
    (液温が引火点以上になると液面に点火源を近づけると火がつく)     

9年前期午後徳島県、18年後期②午前徳島県
例題35 次の液体について引火点、燃焼範囲の下限界の数値として考えられる組み合わせはどれか。
    「ある引火性液体は液温30℃で液表面に濃度9%(容量)の可燃性蒸気を発生した。この状態でマッチの火を近づけたところ引火した。」
         引火点      燃焼範囲の下限                           
 1    11℃            11%(容量)                             
  2    15℃              4%(容量)
  3    20℃            10%(容量)
  4    35℃              8%(容量)
  5    40℃              6%(容量)

22年後期②徳島県
[問  2]次に示す性質を有する可燃性液体についての説明として、正しいものはどれか。   
  沸点・・・・・・・111℃   燃焼範囲 ・・・・・・1.2~7.1vol%
  液体の比重・・・・0.87   引火点・・・・・・・・4.4℃
  発火点・・・・・・480℃   蒸気比重・・・・・・・3.14
 1 この液体2kgの容量は1.74Lである。
 2 空気中で引火するのに十分な濃度の蒸気を、液面上に発生する最低の液温は、4.4℃である。                                                                  
 3 発生する蒸気の重さは、水蒸気の重さの約3.14倍である。
 4 111℃になるまでは、飽和蒸気圧とならない。
 5 炎を近づけても、480℃になるまでは燃焼しない。

[問  9]引火または発火について、誤っているものはどれか。 
 1 同一可燃性物質においては、発火点の方が引火点よりも高い数値をしめしている。
 2 燃焼点とは、可燃性液体がいったん燃え出したとき、継続的な燃焼をおこす最低の液温である。 
 3 発火点とは、空気中で可燃性物質を加熱した場合、これに火炎あるいは火花などを近づけなくても、自から発火し、燃焼を開始する最低の温度である。
 4 引火点とは、可燃性液体が爆発(燃焼)上限界の蒸気を発生するときの液体の温度である。
 5 同一可燃性物質においては、燃焼点の方が引火点よりも高い数値をしめしている。

 
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☆解答☆
 例題35-2 61より、30℃で火が付いたので引火点は30℃以下であるので1、2、3が残る。燃焼範囲の下限値が引火点で、濃度9%で引火しているので、下限値は9%以下なので2番になる。 
 問2-2 61より、
 問9-4 61より、下限値(下限界)