あれから2年。

自分からのアドバイスが一番説得力あるかも【メモ魔】  2022.06.17)

 

あの頃はこんなにもAIが発達して、

文章やコンテンツを量産してくれるようになっていて、

今やってる仕事(Web制作)だってAIやAI技術を搭載したWebサービスに代替されるようになっていくかもしれないと心配しているなんて、

想像もしていませんでした。

 

たった2年。

 

【今日の発見】

人が文章を書く意味が前よりも深まってる

 

なんでそんな時にまた文章を書き始めた?

 

こないだ、3月8日発売の文藝春秋を買いました。

鈴木おさむが書いた小説「くじけずにがんばりましょう」だったか、

それを読むために。

 

放送作家として超有名な鈴木おさむが、

この3月で放送作家を辞めると聞いた時から気になってました。

SMAP×SMAP、笑っていいとも!、めちゃ×2イケてるッ!、A-Studio、深イイ話、内村プロデュース、有吉反省会、ほこ×たて、いきなり!黄金伝説、...

ウィキペディアでちょっとさらっただけでも、

どんだけ有名番組に携わってるんじゃとビックリしました。

 

そんな人が本業を辞めるらしい。

そんな人が書いた文章を読んでみたい。

 

そう思って読んでみました。

 

東日本大震災についての小説でした

 

ゆめタウンのフードコートで読んでたけど、
思わず涙がこぼれそうになりました。
 
あの時の悲惨さ、
あの時被災地にいた人の声、
あの時関東にいた人たちが考えてたこと、
あの時自分たちに何ができるかを必死で考えた人たちの姿。
 
僕は当時しまねにいたので中継を観て、
あまりに現実離れした映像に、
これ本当に今、日本で起こってること?
と思ってたけど、
日が経つにつれて本当にやばそうだと感じ始め、
東北に支援物資を届けてくれるブースの列に、
水やら長持ちしそうな食品やらを抱えて並び、
自分にはこれくらいしかできないかもしれないけど、
ちゃんと届け、
と願っていたことを思い出しました。
 

感じることはたくさんあったし、背景に鈴木おさむが見えた

 

今、平穏な生活を送れていることがどれだけありがたいか、

とかありきたりなことだけど本当に思ったのと同時に、

鈴木おさむが、

あの有名な人が、

あの時そう考えて、そう決断して、そう行動したのか

というのもとても心に残りました。

 

この人はあの時どう考えたんだろう、

とか

この人はこういう時どうするだろう、

とか

 

大量文字列生成マシーン時代に

人が文章を書く意味は

読者にそういった想像を巡らせる

とてもかけがえのない大切なことだな

と考えさせられたのが、

僕が

”そんな時にまた文章を書き始めた”

理由でした。