今日は私の母のお誕生日お祝いを、よかろう門@赤坂でお食事会しました
母は58歳になりました
私の父が、私が10歳の時亡くなって、母は当時34歳でした。
私も今34歳です。もし私が今旦那を亡くしてしまったらと思うと、母に感謝の気持ちで一杯です
父が生きてる時から、お母さんもばりばり働いていて夜も仕事で忙しかったので、
私は3歳から託児所、その後住み込みのお手伝いさんにずっとみてもらいました
あ、でも中学生の時、韓国の祖父母の家に2年間お世話になり、母とは離れて暮らしてました
なので、普通の家庭のお母さんがとてもうらやましかったです
確かに、父が亡くなっても、母がばりばりと働いていたので、お金に困ることはなかったです。
下手したら、月に私が稼いでる年収を余裕で稼いでしまうお母さんは、なんでもお金で解決しようとして
私は小さい時からお金が嫌いでした(今じゃ贅沢なお話ですが。。。)
病気をすれば、「これ(お金)で薬買って飲みなさい」、夕食は「これ(お金)で買いなさい」
お小遣いは、母がいなくて申し訳なかったのか、ありえない額を私にくれていました。
パパが居るときは、運転手がいたけど、母はいつもタクシーばっかりで、電車には一度も乗ったことがありません
私も変わっていて、そうゆう家庭環境がとても嫌で、母のことが大嫌いでした
両親のお金の使い道が異常だったので、私は反面教師で普通の金銭感覚が持てるようになり、
逆に親に感謝です(私が思うに反面教師って本当にあると思うんです!なぜなら、親が真面目な家庭の子に
限って、子供がちょっと悪だったり、親が遊んでる家庭の子の方が、とても真面目だったり。。。うちは、親が遊ん
でる家庭の子だけど、悪い道には反れなかったです。あと、片親に悪が多いと言うけど、片親の子の方が親のこと
大事にしてる人の方が多いと思うんです!)
そんな母ですが、3年前に経営していた美容室を閉め、2年前にもうひとつのお店も閉め、今は久しぶりに
ゆっくりと過ごしています
しかし、30年近くばりばり働いていた人なので、やっぱり働いてる方が好きみたいです
私は、初めて母と娘の時間を過ごすことができて、とてもうれしいです
なぜなら、小さいころから食事は、お手伝いのおばあちゃんが作ったもの、大きくなってからはママのお店の
厨房のおばさんが作ってくれたもの、もしくはインスタント。。。
という食生活をしていて、母の手料理は、パパが生きている時の週1回のすきやきだけだったからです
でも、今は母がおかずを作って、いつもお家に持ってきてくれるのです
母が料理作れること自体が、びっくりなのですが、母の大学の専門が料理だったみたいで、
とてもおいしいんです
今では一緒に食事行ったり、ショッピング行ったり、子供をみてもらったりと、本当に普通の家庭の親子みたいで
とってもうれしいです
すごく遅くなっちゃったけど、今がとても幸せです
あと、小さい頃はお母さんが大嫌いだったけど、韓国で離れ離れで暮らしてから母のことが大好きになりました
親と離れてみて、親の有難味がわかったんです
かわいい子供には旅させろという言葉がありますが、本当にそうした方がいいと思います
これから、母には沢山の恩返しと、今まで一緒に過ごせなかった時間を今から取り返したいと思います
皆さんも、ご両親大事にしてあげてくださいね
今日行った「よかろう門@赤坂」
http://www.yokaroumon.jp/tenpo_akasaka.php
おいしいので、ぜひ行ってみてください