以前2年半乗っていたBMW Z4 3.0 SMGの故障履歴のMemoが出てきたのでご紹介。
最高に楽しい車だったが、3ヶ月として快調なときは無かった。
ディーラーのサービス工場の人と仲良くなるぐらいに頻繁に治してもらっていた。
外国車にはハズレが存在することを身をもって味わった車だった。

Z4 TOROUBLE一覧
・OILの異常消費(3回の補充)
   5000キロ走らない内に1リットルの消費。
   ==>その後オイルプレッシャーコントロールバルブの不具合発覚交換でちょっと落ち着く。
・運転席側ドア下がり 
  どう見ても工場でのいい加減な仕上げ。日本のPDIは何やってんだ。
   ==>調整で完治
・運転席シートリアカバー脱落
  納車後、車を触っていたらカパッと外れた。これも工場の手抜き作業。さすがアメリカの工場の
  生産だ。
   ==>はめ込み不良。完治
・ハイマウントストップランプにヒビ
   いつの間にかヒビが入っていた。生産過程での不良か?
   ==>交換
・シートヒーター 作動不良
  スイッチ交換。部品が無く、冬はシートヒーターが使えなかった。発火の恐れがあるので助手席側も
  使用不可。部品はドイツに発注。
   ==>完治
      
・サイドウィンドウ動作不良
   ==>部品交換完治
・インパネの表示がブラックアウト。高速道路の走行中だったのでびっくり。
   ==>メーター一式交換
・ドライバー(プラス)がシート下に落ちていた
   ==>おそらく工場でのプラスドライバー。アメリカ人は信用できない。当然没収。
・NAVI  ディスプレイ真っ黒け
   ==> O/S書き換えにより、完治。
・謎のエンジン ストール
   低速走行中にエンジンが死んだ。   
   ==>Logに不具合無し。再発無し。
・ボンネットと運転席側ストラットタワーが干渉している。
   ==>干渉しないようゴムが挟んであり、それが脱落。装着完治。そんなもんで調節するのも
          BMWらしい。精度が出ないのでゴムで高さを調整とは。。。
・運転席側サイドウィンドウがたつき
   ==>部品交換完治
・運転席後方からのきしみ音
   ==>プラスティック製品の建付けが悪い。何度も手で叩いて治癒。
・リアナンバープレート脱落 封印ネジぽろり。
   ディーラーのミス。
   ==>封印を無理やり解き、ネジ交換の上、装着。完治。
・クラッチからジャダー
 発進時に振動発生。SMGとは今で言うAMT。シングルクラッチの制御がへたくそだった。
   ==> SMG制御プログラミング書き換え。とりあえず落ち着く。
・ステアリング近辺からの音、振動、操舵力の変化
  交差点などで曲がる時に特に違和感があった。ちょっと怖いこともあった。
  ==>ステアリングシャフト交換。完治
・突然ギアがリンケージ不可能に。走行不可。その後3速までシフトアップ可能
 会社帰り、夜22時。突然ギアが入らなくなった。オープンにしていたので後方の車に手で合図。
   工事中の渋滞を更に渋滞させた。何度かエンジンをかけ直すとギアが3速まで入るようになった。
   40キロの岐路を慎重に帰った。
   ==>油圧関係部品(アクチュエーター)に不具合。ミッション一式交換。
・オートワイパーの誤作動発生。雨も降っていないのに勝手に動き出す。
     ==>怒り爆発。修理前に車買い替え。

本当に残念な車だったが、高揚感は最高だった。
SMGに乗っていたのだが、やはり大きなトラブルにあってしまった。
また、ランフラットタイアもまだまだ技術的に発展途上の時代で、胃下垂でも起こしそうな
乗り心地だった。
Z4に関してはまたどこかの機会に。

正に下の写真の車に乗っていた。
素晴らしい時間を過させてもらった。
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