愛媛県松山市 裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら 

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今月は小習事の稽古をしていますが、滅多にやらない茶筅荘り(水指に由緒あり)の稽古のリクエストがありましたので久しぶりにやりました。水指の拝見のタイミングについては、茶入、茶杓、仕服に続いて拝見する方法と、後炭、薄茶が終わった最後に拝見する方法とありますが、私は前者の方法でご指導しています。

 

楽茶碗でおこないました。

 

こちらは、萩茶碗で稽古しました。

 

茶入、茶杓、仕服を拝見中に水指を清めて持ち出します。

 

正客前に水指と蓋を出します。

 

順に拝見します。

 

詰めが水指、蓋を茶道口に返し、茶入、茶杓、仕服を出合いで返し、亭主が取り込んで出て、茶入、茶杓、仕服、水指の問答をします。

 

薄茶でも茶筅荘りを稽古し、棗、茶杓の後水指の拝見をおこないました。

 

最初に書きましたが、最近の茶筅荘りでの水指の拝見のタイミングは、その後も水指を使用することから、濃茶では拝見に出さず薄茶が終わって最後に出す方法が主流だそうです。