愛媛県松山市 裏千家茶道教室「晃々庵」こと島﨑宗昌です。教室の案内は⇒こちら 

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ゴールデンウィークが終わり、先週から風炉のお稽古が始まりました。利休さんの言葉で「稽古とは、一より習い十を知り十よりかえる元のその一」があります。運びの点前を一として運びの平点前から始められるお稽古場は多いと思いますが、当教室では風炉から炉、炉から風炉に変わる時は必ず割稽古まで戻って癖を無くしていきます。

 

茶碗の持ち方の確認です。親指が曲がらないよう気を付けます。

 

茶筅とおしです。茶筅を扱うときは「つがり」を意識します。

 

柄杓の扱いです。極力、左右対称になるよう腕の回転軸を意識します。

 

鏡柄杓です。左右対称になるよう一番時間を掛けて稽古します。

 

各柄杓の扱いです。手なりを意識して扱いますが、一番難しい所作です。

 

水指の持ち方です。

 

その他に、袱紗を如何に綺麗に捌くか、建水を綺麗に持つか等稽古を進めて行きます。私が考える理想は、真っすぐのものは真っすぐ、水平のものは水平。余分な事をせず無駄を省く。そうするとさり気なく綺麗に見えると考えます。

点前の途中で癖を直すのは難しいので、初級者さんも上級者さんも同じ割稽古から始めます。(岡目八目、私が一番癖のある点前をしていたりして・・・)