学活や学級・学年便りのネタになりそうな話題を・・・。
「学校生活」に関しまして。
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退職後 教師はしないと思ったが 中学校時間講師 (千葉県 64歳)
教師の仕事は年をとるにつれてきつくなる。中でも休日返上の部活動指導は、体にこたえた。とうとう57歳で部活動(バスケットボール部)顧問をメインからサブに降りた。
「退職したら、もう教師の仕事はやらない」と決めた。だが……。60歳が近づくにつれ、ともに歩んできた生徒たちとの日々が思い出された。何げない会話、夢中で取り組んだ行事や部活動、笑顔や泣き顔。どれも貴重な思い出だ。それが一切見られなくなってしまう。
「もう少し頑張れるかも」と思うようになった。退職後、3月まで再任用教員として働いた。大変だったが、やはり充実していた。そして4月からは「もう少し生徒たちを見ていたい」と、週3日午前中だけ時間講師として働いている。数学の授業だけの関わりだが、生徒の笑顔や真剣なまなざしに、幸せな気持ちになる。「70歳くらいまで働けるかもしれないな」と思うこのごろである。
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定年退職後に、再任用や時間講師として教壇に立たれる先生は少なくないでしょうか。
そのような先生に話しかけてみては、と思います。「先生はどうして先生を続けているのですか?」と。
良いお話が聞けるのでは、と思います。