「復活した“脳の力”~テイラー博士からのメッセージ」NHK | shima-tの 中学校道徳研究

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7日放映。タイム誌2008年「世界で最も影響のある100人」に選ばれたというアメリカ・女性脳科学者・ジル・ボルティ・テイラー博士。12年前37歳のときに脳卒中で倒れ、治療・回復後、感性等が別人のように変化したという。その体験をまとめた書物が多くの人を勇気づけている。博士の素顔と、博士のもとを訪ねた日本の生命科学者・中村桂子さんとの対話の様子を伝える。博士が脳卒中となり手術したのは論理的思考をつかさどるという脳の左部分。そのあと、博士は涅槃と表現する幸福感に包まれ、自然との一体感を感じたという。そして母に支えられた8年のリハビリを経て現在執筆活動・講演活動で活躍。趣味のステンドグラスづくりの色彩感覚も別人のように華やかなものとなり。博士が主張するのは、脳の左半球が酷使されるかのような現代社会にあって、右半球脳を活用させる大切さ。右脳・左脳の役割などはいろいろ読んできましたが、こんなことがあるもんだなあ、と興味深く視聴しました。番組は発病から治療のことを中心に伝えておりましたが、サイエンスミステリー風に博士に起こった不思議な出来事をもう少し聞きたかったです。それはそれとして興味深い内容でした。

・番組評価~なし