１３日放映。今回紹介する仕事はケーブルテレビ局のディレクター。カメラが密着したのは、熊本県八代市東陽町のケーブルテレビ局勤務・赤崎由佳さん29歳の仕事。この仕事に就いて５年目の赤崎さん。テレビ局といっても、仕事場は旧町役場、現市支庁舎内の一角。デイレクターは２人で、撮影・編集・ナレーションまですべて一人の仕事。ナレーション録音は誰も来ないから、という使われなくなった旧町議会場の議長席でやっておりました。そして１週間に１本の番組を制作し、ビデオを機械にセットし放映する、という学校の放送委員さんのよう。それでも自分で番組企画を出し、一手に制作し、町の視聴率は100％、というからやりがいのありそうな仕事。新企画の撮影で町民男性の了解が得られず涙する姿が印象的でした。現在日本に518あるというケーブルＴＶ局。それぞれの地域でケーブルＴＶ局ディレクターの泥臭くドラマチックな努力が繰り広げられていることでしょう。
・番組評価～☆☆☆