16日放映。秀吉の時代、朝鮮出兵で加藤清正により日本に連れてこられ日蓮宗の僧として大成した韓国人の2人の少年、その生涯を追う歴史追跡ドキュメント。プロデューサーは日韓のドキュメンタリーを30年にわたり50本制作してきたという韓国人の鄭秀雄さんという方。清正に連れてこられたのは4歳と13歳の少年。4歳の子は国王の孫だったという。それぞれ日延、日遥という高名な僧侶となり、清正公を弔い、祖国に帰ることなく日本で生涯を終えたという数奇な人生を歩んだ2人でした。韓国では劣悪非道な人物として描かれる加藤清正。両親から引き離され連れてこられるも清正を崇め、僧として地位を築いた2人。そんなことがあったんだ、と勉強になりました。そして、韓国人プロデューサによってこういう歴史が調べられ、制作されたというドキュメンタリーそのものが興味深かったです。
・番組評価~なし