「食べ物」に関してこんなお話がありました。
A新聞 1月27日 読者の「声」 より
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飢餓の現実に目を向けよう 中学生 (広島県 14歳)
いま世界では3秒間に1人の割合で子どもが、貧困や飢えで亡くなっているという。同じ地球に生きているのに、私たちは、その事実を無視して生活しているのかもしれない。
最近テレビで、大食い番組をよく見かける。それを売り物にしているタレントもいる。早食いを競っているためか、苦しそうな顔をして口に詰め込んでいる人も見かける。それをみると、世界中で食料があり余っているように見える。
しかし現実には、世界の飢餓人口は8億2千万人もおり、極限状態の中で必死に生きているのだ。そのことを知ってか知らずか、私たちにとって必要でない量の食べ物を無理やり食べたり、食べられるものを捨てたりしている。その分は本当に必要としている人たちにあげればいいと思う。
考えると胸が苦しくなり、飢餓に目を向けない社会と、口で言うだけで何の行動も起こさない自分の無力さに腹立たしくなる。
悲しい現実を社会全体で認識し、支援できたら、どんなにかよいだろう。
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14歳・中学生がこう思い新聞に投書した、ということが感慨深いです。