「テージセー~1461日の記憶・第2話女子高生母になる」夏ドキュ! 日本TV | shima-tの 中学校道徳研究

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30日放映。定時制高校の4年間をただひたすら追ったドキュメントの第2話、今回は在学中に母になった女子高生と、自分の居場所と目標を見出した生徒、2人のお話。2002年に入学した40名のうち、37名は何らかの原因で中学校に通えなかった生徒たちという。定時制高校に入学しても、「家でいろいろあったから」、と自傷行為を続け、友人と自傷行為の話題を普通に話す生徒たち。そのうちの1人は3年になって妊娠、休学、そして出産へ。もう1人の女生徒は部活動の太鼓部で自らの居場所と友人を見つけ、将来は幼稚園の先生になるという目標を持ち、大学進学を決めたのでした。そのようにして定時制高校で自分の新しい生き方を見出していく2人の姿が印象的でした。学園モノのドラマを見るよりも(といってもほとんど見ませんが)よほど心に響く現実のドラマではないか、と思うのでした。私としては母になった女生徒よりも、がんばって大学に進学した女生徒をメインに据えて番組をつくって欲しかったです。その生徒、中学校時代は学校になじめなかったのに、定時制の卒業を控え、「今のクラスとは絶対に離れない、卒業しても・・・」と力強く語る姿が心に残るのでした。

・番組評価~☆☆☆