17日放映。今回紹介するのは、日本を代表する老舗名門ホテル(帝国ホテル)の総料理長・田中健一郎さん56歳の仕事。5つの直営レストラン・27の宴会場があるこのホテルでは、1日10000食の食事をつくるという。コックは400人、それを束ねる総料理長に田中さんが就任したのは、8年前の48歳の時、30人を飛び越しての大抜擢だったという。師匠は、伝説のシェフ・村上信夫氏。100-1=99ではなく0だという常に完璧を求められる名門ホテルの重圧。それと闘いながら、現場に立つことを忘れず背中で部下を率いていくという、田中さんの真摯な姿が印象的でした。プロフェッショナルとは、に田中さん「夢があったからいままでやってこれたと思います。そしてまた夢があるからこれからもやっていけそうな気がする。あとは誇りですね。それは自分の職業に対して、そしてまた自分自身に対して誇れる自分を求めていく、ということだと思います」でした。
・番組評価~☆☆☆