24日放映。今回紹介するのは、世界的なバレリーナとして有名な吉田都さん41歳。世界3大バレー団の1つ、英国ロイヤルバレエ団の最高位であるプリンシパルの座を29歳のときから11年間守り通しているという。所属ダンサーは93人、20代中心で30代で多くの人が引退する、ということを聞くだけでそのスゴさが伝わります。その座を誰もが狙い、いつもがけっぷちで精神的に追い詰められている、という。そこでひたすら踊り続けている、というからすごい人です。番組は後半、先ごろ東京で演じられた「白鳥の湖」に挑む姿に密着。主役相手男性が直前のケガで急きょ交代、これで公演は大丈夫か、とそちらの方に話の中心が移ってしまい、ちょっと残念でした。それにしても41歳にしてこの舞踏のすばらしさ。「仕事の流儀」としてのアプローチではなく、終わってしまった「にんげんドキュメント」的視点で吉田さんに迫って欲しかったです。プロフェッショナルとは?に吉田さん「私の中でプロフェッショナルとは、ということになった時に、やはり、闘い続けられること、言い訳をせずに闘い続ける・・・。」説得力十分のお言葉でした。
・番組評価~☆☆☆