2日放映。今激動の中国、そこで進行しつつある現実を伝える特集、その2回目は、権力に対しギリギリの勝負を挑んでいる中国メディアの現実、というこれまた興味深い内容。改革・開放路線で目覚めた中国メディア。ところが党や政府の位置づけは、思想宣伝機関。その扱いをかいくぐって情報発信を試みるメディア、そこにかけられる規制や取材の妨害。中国を代表する雑誌「南風窓」編集部に60日密着、実際の取材の様子と規制~連行される記者の姿・・・の現実をものの見事に伝えていました。前回の映像にも言えることですが、よくここまで取材できたものです。さすがNHK。それにしても報道の自由が十分ではない中国の現実には驚かされます。まだまだ中国はいろいろな面で大きく動くのだろう。前回に続き、圧巻の2回目でした。
・番組評価~なし