26日放映。シアター創造堂、現在世界に広まるニッポンのアニメブーム、今回は戦後の日本漫画の礎を築いた雑誌「漫画少年」の名編集長・加藤謙一さん(1896~1975)のお話。戦時中の出版に携わった加藤さんは、戦後GHQによる公職追放で、出版にかかわることを禁じられ、公安の監視下に置かれることに。にもかかわらず、その目をかいくぐって、雑誌「漫画少年」の発刊を開始、時の医大生・手塚治虫さんも加藤宅を訪問・滞在することに。そして雑誌が発覚、検挙される加藤さん、漫画が少年に夢を与えることを力説、進路を迷っていた手塚少年は漫画家になることを決断、その後復帰した加藤さんは多くの巨匠漫画家を育てることに、という泣かせる展開でした。再現ドラマのどこまでが真実かわかりませんが、「漫画少年」の果たした役割の大きさには変わりはないでしょう。良い内容でした。そしていつものシアター創造堂よりも少しだけ時間が長かったような。わたしの願いが届いているのかな?
・番組評価~☆☆☆