21日放映。秋田市郊外にある不思議と生命力をたたえた杉林。その杉林を独特な方法でつくり上げてきた林業家・佐藤清太郎さん62歳の四季を追う。先祖代々受け継がれてきた杉林。昭和30年代、木材輸入の自由化で価格が大きく落ち込み、経営が悪化したとき、佐藤さんは間伐のコスト削減も考え、広葉樹の間に杉の木を植えるという常識を覆すやり方で植林を行った。15年前の台風被害で多くの杉の木が倒れる中、このように植林した杉の木は被害を免れたという。そしてその杉林はさまざまな生きものを育む生命力みなぎる場となることに。今ではきのこや山菜といった山の幸に満ち溢れるこの杉林を多くの人が訪れ、その評判は口コミで広がっているという。「清太郎さんの森」と親しまれ、多くの人を引き付ける癒しの森。清太郎さん「森のような生き方をしたい」と語る姿が印象的でした。
・番組評価~☆☆