「肉親をみとるとき~映画『チーズとうじ虫』より」福祉ネットワーク NHK教育 | shima-tの 中学校道徳研究

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10日再放送。自分の母親の死をドキュメンタリー映画にまとめた加藤治代さんをスタジオに招いてのトーク。自分の母親がガンになり、死までの日常を日記のようにつづったドキュメンタリー映画「チーズとうじ虫」。今年公開され、数々の映画賞を受賞したという。人は肉親とのつらい別れをどのように乗り越え生きるのか、をテーマに加藤治代さんにインタビュー。それにしてもこのドキュメンタリー映画に興味を持ちました。闘病中に購入したビデオカメラで奇跡を信じて撮りだめた日常、それが突然、死のドキュメンタリーに。映像にナレーションや音楽は使わず、苦しい闘病や悲しみの涙の場面はナシ、それでも刻々とつづられる死に近づく日常。ガン保険で支払われた現金の山にみんなでビックリし、新車を購入して笑顔の場面など、よくまあこんな場面を収録したものだ、と。「30代になって小さな幸せが見えてきた」としみじみ話すエンディングに思わず心ふるえました。ところでこの加藤さん、私と同郷の方でした。

・番組評価~☆☆☆