23日放映。この「にっぽん再発見」という番組、すばらしいです。話題にならないのが不思議。今回も秀作でした。山口県防府市の刀匠杉田善昭さん55歳。杉田さんは日本刀の世界に魅せられ会社員を辞めて刀鍛冶となり30年。周防国分寺の改修工事で廃棄された200年前のくぎを手に入れ奉納刀を作り上げるまでの様子を密着取材。黙々とそれでいて楽しくてたまらないという働きぶりに心打たれます。日本刀ができるまでの様子もよくわかり奥深さがうかがえます。さらに奥さんは英会話教室のアメリカ人女性で、刀鍛冶のだんなさんの大ファンというのですからおもしろい。働くということはどういうことか明快な答えが用意されています。