の続きです( ´∀｀)
ドヤ街でヤニにまみれて、
飲んだくれてるヤマモトさん(仮名)
もちろんマッシブな肝硬変のヤマモトさん、
薬を数種類処方されてました💊
それ、全部捨てる
自分の意思で薬を全部捨てる人、
なかなかいないかもね。。
まあ、普通の看護師なら、
禁酒禁煙、服薬コンプライアンスの遵守を教育計画に上げて、あの手この手で薬を飲ませようとするでしょう。。
うちは違うけども
ヤマモトさんの表情とかを見てると、
もはやすべてのことがどうでもよくて、どんなことになっても、もうどうでもいいんだろうなって。
私にはヤマモトさんが世捨て人みたいに
見えたわけです。。
【私】
ねぇ、ヤマモトさん。
ヤマモトさんって好きな人いる
【ヤマモトさん】
………いたよお。
ヤマモトさんの狭い部屋の中には、
調味料とか炊飯器とか、鍋とかフライパンとかが
結構な量、保管されてほこりかぶってGのおうちになってます
もしかしたら、料理が得意だったというより、
こうなる前には、誰かと一緒に住んでたんじゃないのかな、、と、ふと思ったんです。
もう使わんだろうに、
ほこりが付きすぎてベタベタになった皿や調理用具を
捨てずに、部屋の容量をかなり圧迫しながらもしまっておくのは、、どういう気持ちからなんだろう。
ヤマモトさんは私を明らかに拒否こそしませんが、
やっぱり厚くて高い壁がある。
この頃には飲んだくれてひっくり返り、
ヘルパーさんたちに暴言・暴力をふるう、どうしようもないヤツの片鱗はもうなくなってました
穏やか。
でも、誰が部屋に入ってこようと視線も合わせず、「どちらさま」「何の用事」さえも聞かず。
」「何の用事」さえも聞かず。声をかけても、挨拶ひとつしないヤマモトさん。
いつ行っても酔い酔いで、ろれつが回らず、
禁煙とか教育的なことを言うと「やだ」「そんなことやっても、何も変わんないよ」「いいんだよ」と吐き捨てるヤマモトさん。
目のギラつきはなくなったものの、
今度は目がガラス玉みたいになってました。。
まあ、セクハラはたまに出てましたけど
笑
笑
【ヤマモトさん】
(脚の関節可動域訓練のため、片脚をベッドに乗せてる私に)
………ほらほら、触れちゃうよーお
(私の胸や股間を触ろうとする)
【私】
やめてください。
(手とチン●を)捩じ切りますよ。。
ちなみに、
うちの新人さんはヤマモトさんの部屋のGと、セクハラと打ち解けない独特のキャラに打ちのめされて、涙目になって震え固まってました
そんなこんなして、
特に何もお互いにしゃべらずとも、週に１回の訪問を１年くらい続けたときかなあ。。
ヤマモトさん、ふと思いついたように言ったんです。
【ヤマモトさん】
今度、あの人(ケアマネ)と話をするんだって。
だから、あんたももう来なくて良くなるかも。
……ん？
これは、、訪問拒否
つづく。。