娘の一年の日にコナンの映画を観てきました。

 

どう過ごそうか、お写経しようか等迷っていましたが、観て一緒に楽しもうと娘から招集がかかったような気がしました。

昨年、大事な人と観た後に「面白かった~」といつになく明るい声で帰宅した娘。心から楽しんだであろう娘の笑顔を思いました。

 

平日の午前中なので、幸いとても空いていて、これなら涙を隠せそう。

亡くなったあと、映画館のあるショッピングモールは娘との日常の思い出がありすぎて苦しく、相方と行っても車から降りられず駐車場でひたすら待ったこともありました。

今も休日は避けたいですが、平日午前は親子連れも少なく、なんとかたどり着けました。

 

わたしはコナンの登場人物も最低限しか知らない初心者ですが、せっかくなので事前にYouTubeで登場人物と過去エピソードを予習して臨みました。

テンポのいい展開にどんどん引き込まれ、クライマックスはBGMの盛り上がりに連れてワクワクして。

娘が一緒にワクワク楽しんでいる!と感じました。


aikoさんの「相思相愛」が流れるタイミングが絶妙で、歌詞が切なくて、色々な思いが押し寄せて泣きました。

エンドロール、涙を止めるまで時間との闘いでした。

 

「相思相愛」なのに、歌詞は片思い。

まるで空から大事な人を想う娘の「今」の気持ちのようにも感じて。


 わたしはあなたにはなれない なれない

 ずっと遠くから見てる 見てるだけで

 

 

招集かけてくれた娘にお礼を言います。ありがとうね。

命の日に映画とか、とも思ったけど、観に行ってよかった。あなたの人生、ワクワク楽しいことも、いっぱいあったんよね。忘れないようにしないとね。


たくさん泣きましたが、悲しいだけじゃない命の日となりました。