こんにちは、嶋本です。

 

 

いつも読んでいただき

ありがとうございます!

 

 

初めてお越しの方は

こちらからどうぞ!

 

 

自己紹介

 

 

 

私は、今までの人生の中で、

一度だけ

救急車に運ばれたことが

あります。

 

ふとその時の事を

思い出しましたので、

書いてみたいと

思います。

 

 

オーストラリアの

シドニーに住んでいた頃、

 

 

私は数年間

 

フィットネススポーツの

学校へ通っていた時が

あります。

 

 

これはその頃の

お話です。

 

 

 

私はその頃

それは毎晩

飲み歩いていまして、

 

 

その日の前の晩も

朝まで飲んで歩いていて、

 

 

明け方、

そのパブのバウンサーたちと

数人で、

 

 

マクドナルドで

朝ごはんを食べてから

帰宅しました。

 

 

因みにそのバウンサー達とは

 

 

シドニーに越してきて

飲み歩き始めた頃から

ずっと仲良くして頂いていて、

 

 

よく彼らの仕事終わりに

一緒にご飯食べに行ったり

していました。

 

 

バウンサーというだけあって、

まだ日も昇っていない時間に

 

 

ビックマック6個とか

食べちゃう大男たちですが、

 

 

何か問題が発生して

暴れだすまでは

 

 

とても気持ちの優しい男たちでした。

 

 

 

話が脱線してしまいましたが、

 

 

その日は朝から

ボクシングのクラスが

あったので、

 

 

そのまま寝ないで

クラスに参加しました。

 

 

 

まだお酒も残っていたのですが、

まあひと汗かけば大丈夫と思い、

 

 

クラスが始まったのですが、

どうもいつもと体調がおかしく、

 

 

周りのクラスメイトからも

顔色が異常に悪いから

 

 

止めておいた方が良いよと

言われたのですが、

 

 

酒が抜ければ

大丈夫だとしばらく続けることに

しました。

 

 

しかし、体調は悪くなる一方で、

段々とめまいまでしてきて

 

 

立っているのもやっとだったので、

 

 

コーチに体調が悪いので

今日は帰ると告げ、

 

 

フラフラながら

何とか着替え、

 

 

帰宅しようと

レセプションに辿り着いた時に

 

 

意識を失い

倒れてしまいました。

 

 

 

記憶を無くしてからのしばらくは

後から聞いた話なのですが、

 

 

私が倒れてすぐに

レセプションの人が

救急車を呼び

 

 

学校のマネージャーが

レセプションのすぐ脇にある

マネージャー室まで

 

 

私を移動し、

救急車が来るまで

 

 

応急処置を施していた所、

 

 

意識の無い私が

まるで噴水のように

嘔吐しはじめ、

 

 

私自身の嘔吐で

窒息しないように

 

 

気道を確保している時に

私の意識が戻りました。

 

 

意識が戻った私が

最初に見たものは

 

 

私のゲロまみれになった

マネージャーが

安堵している姿でした。

 

 

私は一体何が起きたのか

マネージャーに聞きながら

辺りを見渡してみると、

 

 

辺り一面私のゲロまみれ・・・。

 

 

申し訳なかったと

マネージャーに誤っている頃に

救急隊が到着。

 

 

私はその時

体調は最悪でしたが、

 

 

意識はハッキリと

戻っていたので、

 

 

前の晩からの

状況などを

 

 

事細かく救急隊員に

報告し、

 

 

もう大丈夫だと

言ったのですが、

 

 

顔色が異常に悪いので

病院に行って

検査してもらう事になりました。

 

 

 

もう普通に歩けるので

ストレッチャーは必要ない事を

告げると、

 

 

何しろゲロまみれだったので、

シャワーを浴びてから

 

 

病院へ向かう事になりました。

 

 

また倒れたら大変だからと

人生初めて、

 

 

みんなが見てる前で

シャワーを浴びる羽目に・・・。

 

 

 

シャワーを浴び終わって、

 

マネージャーやらみなさんに

挨拶をすまし、

 

 

救急隊員の肩を借りて、

救急車まで行くと、

 

 

救急隊員から

 

 

救急車の中を乗りやすくするから

ちょっと待っててねと

 

 

言われたので、

 

 

それじゃちょっと

 

 

タバコ一本吸ってもいいかと

 
 

頼むと、

 

 

あんた今死にかけてたばっかりなんだから

駄目よ!

 

 

と怒られたのですが、

 

 

私は救急隊員2人に

 

 

日本の刑事ドラマでは、

 

刑事が殉職する時

必ず一服してから殉職するんだから、

 

俺も一服しないといけないんだと

 
 

交渉すると、

 

 

救急隊員は

 

仕方ないわねぇ・・・。一本だけよ

 

と許可してくれました。

 

 

 

そして私の一服も終わり

 

 

初の救急車に乗って

談笑しながら

病院へ向かったのですが、

 

 

行った先の救急病院が丁度今一杯だから、

かなり待つと言われたので、

 

 

参ったなぁと救急隊員たちと

話していると、

 

 

一人の救急隊員が

ホントは病院変えちゃいけないんだけど、

 

 

内緒よ!

 
 

と再度救急車に乗り込んで、

もう一つ大きな病院へ連れて行ってくれました。

 

 

 

そしてもう一つの大きな病院に着いて、

 

救急隊員が受け入れ交渉をしてくれ、

 

 

折角だからとストレッチャーに座ったまま

診察室まで運んでもらい、

 

 

私を運んでくれた救急隊員たちに

お礼を言った後お別れをし、

 

 

今度は担当のお医者さんから

 

 

あんたどうしたの?

 

と聞かれ、私は、

 

 

ちょっと飲みすぎちゃったみたいで・・・。

 

 

と昨晩からのいきさつを

先生に話すと、

 

 

点滴打ってあげるから、

しばらく寝て行きなさいと、

 

 

昼寝をさせてくれました。

 

 

ハッと目を覚ますと

もう夕方になっていて、

 

 

良く寝たと思っていると、

先生がやってきて、

 

 

気分はどう?

 

 

聞かれたので、

 

 

気分は爽快なんだけど、

 

 

お腹空いた。

 
 

と言うと、

 

 

先生はどこからか、

 

サンドウィッチを

沢山持ってきてくれて、

 

 

コーヒーも飲む?

 

 

と聞いてくれたので、

 

 

ミルクと砂糖5杯と頼むと、

 

 

ここは病院です

 

 

と、砂糖一杯しか入ってない

苦いコーヒーを出してくれ、

 

 

これを食べて帰りなさいと

 

 

私は

サンドウィッチをたらふく食べた後

帰宅しました。

 

 

 

そして次の日、

 

 

私は多大な迷惑をかけてしまった

学校へ挨拶へ行くと、

 

 

マネージャーが飛んできて、

 

お前もう大丈夫なのか?

 

と心配してくれ、

 

 

私は、

 

もう大丈夫です。

 

 

ご心配とご迷惑をおかけして

申し訳ありませんでしたと

 

 

挨拶をすると、

 

 

マネージャーが、

 

ちょっと聞きたいことがあるんだというのです。

 

 

私は何ですか?と尋ねると、

 

 

学校の周りの会社とかお店の人たちが

 

 

昨日私が救急車で運ばれるところを

野次馬していたらしく、

 

 

その際に私が一服してから

救急車に乗り込んでいったと

みんなに言われたので、

 

 

マネージャーは、

 

あんな状態で一服する人間はいないと

 

言ったそうなのですが、

 

 

野次馬をしていた人たちは

 

いや、一服してたと

 

聞かなかったものだから、

 

 

マネージャーが

野次馬連中に

 

 

もしもあいつが一服してたら

お前ら全員にビール一杯ずつ

おごってやると

 
 

啖呵を切ってしまったそうで、

 

 

私に、

 

お前まさか一服なんてしてないだろうな?

 

と尋ねられ、

 

 

私は、

 

うん、もちろん一服したよ。

 

と答えると、

 

 

お前いい加減にしろよ!どうすんだよビール!

 

と怒り始めました。

 

 

 

私は、日本の刑事ドラマの話をして、

 

 

そんな約束しちゃ駄目じゃんと

言い聞かせようとしたのですが、

 

 

そんな話聞いたこと無いと

 

 

結局

 

 

マネージャーと私の

二人で周りの会社やお店の

野次馬連中に

 

 

ビール一杯ずつ

おごる羽目になってしまいました。

 

 

 

救急隊員たちは解ってくれたのに・・・。

 

 

というシドニー時代のお話でした。

 

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是非観てください!

 

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