初めまして、 嶋本信明と言います。 

 

 

アメリカで役者修行をしています。

 

 

冒頭の動画は今使っているオーディション用のリールです。

 

 

 

 

皆さまのブログを拝見させていただく中で、

 

 

まだ自己紹介というかプロフィールみたいなものを

 

 

書いていないという事に気が付きましたので、

 

 

簡単に生い立ちと言うか

 

 

自己紹介みたいなものをしてみたいと思います。

 

"あまりにも長文だったので、少しでも読みやすく出来たらと思い

ちょっと改行などを多用して再投稿してみました。”

 

For my fellow English speaking friends, 

 

I got my English biography on my acting website.  

 

If you would like to read my biography, please check it out on my website. 

 

Nobuaki Shimamoto Official website. 

 

 

 

 

 

名前は嶋本信明といいます。

 

 

東京の池袋で生まれて育ちました。

 

 

 

 

家出

 

 

 

 

15歳の時に自分の力で生きて行くと決心して家を飛び出しまして、

 

 

予め見つけておいた廃屋に数カ月間住み着き、

 

 

自動販売機の下からコインを集めながら生活をしていた所、

 

 

友人の家族が経営していた中華料理屋さんに拾っていただき、

 

 

住み込みで働き始めました。

 

 

 

 

 

中華料理店修業を経て

 

 

 

 

 

3年間の修業の後、

 

 

自分自身の生活レベルを上げる事と、

 

 

もっと新しいことに挑戦する為、

 

 

それまでお世話になっていた中華料理店を辞め、

 

 

総合解体業の会社で働き始めました。 

 

 

 

 

 

解体屋さんでの修業を経て

 

 

 

 

その解体屋さんで働くようになって10年が経った頃、

 

 

私の事をとても可愛がってくれていた社長が、

 

 

交通事故で他界してしまい、

 

 

その会社は閉業することになってしまいました。 

 

 

そしてその当時から一番お世話になっていた職長さんと二人で

 

 

総合解体業の会社を興しました。 

 

 

二人で寝る間も惜しんで頑張った成果もあって、

 

 

会社も順調に業績を伸ばしていきました。

 

 

 

 

新しい挑戦へ向けて

 

 

 

 

そして会社設立当初から決めていた、

 

 

3年で会社が軌道に乗ったら、

 

 

全く新しいことに挑戦するという事を

 

 

決行することにしました。

 

 

 

 

 

どういった挑戦にするかと悩んでいた所、

 

 

当時仲の良かったオーストラリア人の友人たちに、

 

お前みたいな大酒飲みはオーストラリアが合ってるから

 

オーストラリアへ移住すればいいというアイデアを頂きまして、

 

 

30歳の時にいわゆるギリホリで渡豪しました。

 

 

 

 

 

渡豪

 

 

 

 

 

オーストラリアのシドニーという街で

 

 

住みはじめたのですが、

 

 

仕事を探す前にすぐにメルボルンと言う街へ

 

 

観光しに行ったのです。

 

 

 

 

 

そして演技との出会い

 

 

 

 

 

そこで偶然知り合ったのが、

 

 

自主製作映画を作っている人たちで、

 

 

私も映画が大好きだったこともあり

 

 

すぐに意気投合しました。

 

 

 

 

その会話の終わりに、

 

 

監督さんが突然、

 

 

そしたら一緒に映画を作ろうかって言い始めたのです

 
 

 

私の中で映画を作るという事自体が

 

 

ただただ非現実的な事でしかなく、

 

 

その上酒の席であったのも重なって、

 

 

まあ話だけだろうと思い

 

 

シドニーへ戻った後しばらくして、

 

 

そのこと自体忘れてしまっていました。

 

 

 

 

それから半年ほど経った頃、

 

 

監督さんから電話が掛かってきて、

 

 

台本が上がったから

 

 

住所を教えてくれと言われました。

 

 

 

私自身忘れていたのもあって、

 

 

正直驚いたのですが、

 

 

まあ出演と言っても通行人Aとか

 

 

そういう物なんだろうと

 

 

高を括っていたのです。

 

 

 

 

そして数日後台本が届けられてきて

 

 

読んでみると、

 

 

 

なんと私が主役ではありませんか。

 
 

 

私はまた安請け合いをしてしまったと

 

 

正直そんなこと自分に出来るのかどうか

 

 

不安になってしまいました・・・。

 

 

 

 

でも自分は新しいことに挑戦する為に

 

 

オーストラリアへ来たわけだし、

 

 

これこそ新しい挑戦なんじゃないだろうかと思い、

 

 

 

承諾することにしたのです。 

 
 

 

やるからには一生懸命やろうと心に決め、

 

 

台本も何十回も読み直し、

 

 

一語一句頭の中に叩き込んだ後、

 

 

撮影でまたメルボルンを訪れました。 

 

 

 

 

 

そして撮影前日、

 

 

極度の緊張からか

 

 

恐らく40度以上の高熱がでてしまい、

 

 

普段なら動ける状態じゃなくなってしまっていました。

 

 

ただロケーションやら

 

 

撮影の準備も

 

 

全て整ったその状況の中で、

 

 

熱があるからできないというのは

 

 

みんなに申し訳ないというのと、

 

 

職人上がりという事もあり、

 

 

病気やけがで休むというのが

 

 

どうしても自分の中で許されない事でもあったので、

 

 

体調の事は伏せたまま

 

 

気合で乗り切ることにしました。 

 

 

 

 

 

そして撮影当日、

 

 

人生で初めてのセットに立つことになりました。

 

 

そのシーンと言うのが、

 

 

居酒屋で相手方の人と酒を飲みながら会話をする

 

 

というシーンだったのですが、

 

 

プロップのお酒がロケ地のレストランの御主人の御厚意で

 

 

 

本物の日本酒・・・。 

 
 

 

私は高熱にうなされているのを伏せていた為、

 

 

何事もなかったかのように撮影を

 

 

何テイクも続けていきました。 

 

 

 

そんな時、不思議な事が起こったのです・・・。

 

 

 

 

ADさんがアクションとコールをかけてシーンが始まると、

 

 

私の中で何か不思議な感覚が芽生えたのです。

 

 

私の見ている視点や気持ち、

 

 

相手方の発する台詞に対する物事への感じ方など、

 

 

全てが私自身の物とは異なっていたのです。

 

 

そしてカットが掛かって私は我に返り、

 

 

その時の感覚を監督に尋ねてみると、

 

 

それは私がキャラクターになりきっていた証拠だよ

 

 

と教えてくれました。

 

 

 

 

 

私は子供の頃から、

 

 

人の視点というものに非常に興味を持っていて、

 

 

人の見方によって、

 

 

正しいものも悪くなるし、

 

 

明るいものも暗くなるというのが

 

 

不思議で不思議で仕方なかったのです。

 

 

ただどうしても自分の見方で物を見てしまうと、

 

 

自分の物の見方しかできてないし、

 

 

他の視点で物を見てみようとしても、

 

 

どうしてもどこかに自分の視点とか考え方とかが

 

 

反映されてしまうので、

 

 

正直、興味は持ち続けていて、

 

 

理解をしようとはするんだけど、

 

 

一生かかっても解らないのかななんて思っていたんです。

 

 

 

そしたらこの日私は、

 

 

何かずっと探していた答えのきっかけを

 

 

見つけた気がして、

 

 

この役者という仕事の魅力に

 

 

一瞬で囚われてしまいました。

 

 

 

 

そして私はこの日、役者として生きて行くと心に決めたのです。

 
 

 

 

それから先、

 

 

そして転機になったウルヴァリンの仕事までの間の事は、

 

 

6年くらい前に夜眠れなかったときに書いたアメブロの記事が残っていたので、

 

 

もしももう少し私について興味を持っていただけていたなら、

 

 

そちらをご覧いただけたらと思います。

 

 

眠れない感が凄く出ている我ながらしょうもない文章ですが・・・。

 

 

豪国役者への道

https://ameblo.jp/shim1224/entry-11774010110.html

 

簡潔に書こうと思って書き始めたのにやたら長くなってしまった上に、挙句の果てに全く文才のない文章になってしまいましたが、

みなさま、これからも応援よろしくお願いいたします。

 

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