2014年のカンヌ映画祭のショートフィルムコーナーで上映されていた作品です。

 

こんにちは、嶋本です。

 

 

初めてお越しの方の為に、

自己紹介の記事のリンクを貼っておきますね。 

 

よろしかったらご覧ください。

 

自己紹介ページ

 

 

 

今回は、

 

2014年に公開された、

 

A New Life

 

という短編映画のお話です。

 

 

 

 

 

このお話は実際に起きていた

 

人身取引という事柄を元に描かれています。

 

 

 

 

私自身もこういった事が実際に起こっていたというのを

 

この作品に関わって知ったとき、

 

かなりのショックを受けたのを覚えています。

 

 

 

 

監督のアンドレアスさんは、

この時の私を含め、

 

 

世の中にこういう事実を

知らない人が大勢いると知って、

 

 

この映画を通じて少しでも

沢山の人に知ってもらえたらと思い

 

 

この映画を作ることにしたそうです。

 

 

 

 

 

お話のあらすじをお話したいと思いますが、

映画自体に日本語字幕が付いておりませんので、

 

 

ネタバレになってしまいますが、

お話の最後まで書きたいと思います。

 

 

もしもネタバレなしで映画が観たいという方は

あらすじは飛ばしてしまった方が良いかと思います。

 

 

 

 

 

ベトナムからの留学生 キムは

 

意気揚々と

 

留学先のシドニーへ到着します。

 

 

 

キムは担当の人に出迎えられ

先に到着していた、

 

 

中国からの留学生 シンディと共に

滞在先の寮へ向かいます。

 

 

 

 

寮に到着した彼女たちは

事務所へ通され

 

 

ビザの申請ようにコピーを取るので

パスポートを提出するように指示され

 

 

彼女たちは何の疑いもなく提出します。

 

 

 

 

その後彼女たちは、

各自別々の部屋へ案内され、

 

 

部屋に着いたキムは

旅の疲れで眠ってしまいます。

 

 

 

 

すると突然部屋の明かりが付き

 

 

そこには、下着姿の女性が立っていました。

 

 

 

 

この女性はキムに、

あなたも私と同じように騙されて

 

 

ここへ連れてこられ、

彼らが立て替えてくれた

 

 

学費等の費用を返済するまで

この施設で働かせられるのよ

 

 

と告げるのです。

 

 

 

 

キムはそんな彼女が言っていることを

 

 

信じられるはずもありません。

 

 

 

 

するとこの女性はキムに、

ある部屋へ行ってみればわかると

告げます。

 

 

彼女はすぐにその教えられた部屋へ行って

ドアを開けてみると

 

 

 

 

自分が騙されたことを知ったキムは、

すぐにここから出て逃げる為

 

 

パスポートを奪い返しに

事務所へ駆けつけます。

 

 

 

 

そこでキムは、

事務所にいた女性に

 

 

キムの親に貸したお金を

働いて返済するか

 

 

それが嫌ならば

キムの親は困ったことになるだろうと

 

 

脅迫されてしまうのです。

 

 

 

 

それでも納得できないキムは、

 

 

力ずくでパスポートを奪い返そうとするのですが、

 

 

ガードの男に取り押さえられてしまい、

 

 

 

 

そのまま薬漬けに・・・。

 

 

そしてキムもまた闇の中へ落ちて行ったのです・・・。

 

 

 

 

 

という物凄くヘビーなお話で、

 

 

ハリウッド映画なら

ここでレスキュー隊がやってくるんでしょうが、

 

 

そこはインディー映画ならではの

出口の無い終わり方で終わります。

 

 

 

 

かなりショッキングなお話なので、

紹介するか迷ったのですが、

 

 

インディー映画にこだわって

こういう映画を作りながら

 

 

頑張っている人たちもいるという事を

紹介出来たら良いなと思い

 

 

記事にすることにしました。

 

 

それでは A New Life よろしかったらご覧ください。

 

 

 

 

PVアクセスランキング にほんブログ村