古事記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 (角川ソフィア文庫)
 角川書店(編集)、谷口 広樹(著)

 

 

昨年後半から、神社にお参りするようになり、
祭神の名前が分からないことをきっかけに「古事記」に興味を持ちました。

初めにマンガを読みました。
概要が分かってとても良かったです(ブログはここ)。
「マンガ 面白いほどよくわかる!古事記」
 かみゆ歴史編集部

 

 

次に本書を読みました。
通釈と書き下し文で書かれています。
「古事記」の抜粋であるのは半分以上読んで、おかしいなと思い分かりました。

以下のことが多く驚きました。

  • 神々は誤りやねたみが多い。
  • 男の神には妻が多い。
    ギリシャ神話のゼウスのよう。。。
  • 天皇はだまして政敵を倒す。
    しかも政敵は親戚である。

神々の時代から人間くさい・泥くさいということで、親しみがわきました。

先日NHKのスペシャル番組で、
雄略天皇などが朝鮮半島に攻めていったと考えられると放送されていましたが、
そのような気配は何も書かれていませんでした。

私は神々の時代が好きです。
特にアマテラスが魅力的に思えました。
女神、雄姿、引きこもりなどなど話が多く出てきます。
今月またアマテラス祭神の伊勢神宮にお参りに行くので楽しみです。



本書には注釈や資料が多く掲載されているのですが、
神々のまとめがないため次は以下を読んでみます。
「古事記の神々 付古事記神名辞典」 (角川ソフィア文庫)
 三浦 佑之(著)

 

 

また「マンガ 面白いほどよくわかる!古事記」
「新版 古事記 現代語訳付き」中村啓信訳注(角川ソフィア文庫)
をもとにしたとあります。
書店で確認していいなと思ったので、いずれ読んでみます。