この世で一番の奇跡
 オグ・マンディーノ(著)、菅 靖彦(翻訳)
 原書「The Greatest Miracle In The World」
(1975年)

 Og Mandino

 

 

愛読書

オグ・マンディーノの自己啓発本は、優しい気持ちにさせてくれ、大好きです。

オグの数ある作品の中で本書「この世で一番の軌跡」は大好きな本です。
何度も読んだハードカバーは売却し、2003年頃コンパクトな文庫本を購入しました。
表紙や内容が全く同じなのがうれしいです。
文庫本も何度も読みました。
この作品も含め、最近はオグの本が絶版になっているようで寂しいです。


ストーリー

仕事に疲れたオグ・マンディーノ自身が、老人サイモン・ポッターに出会い、

人生の指南を受けて幸せな気持ちになっていく体験談です。
その過程だけでなく、二人が友情を育んでいくのもとても心地よいです。

またオグへの指南として様々な古典書が出てきて、自己啓発書の勉強にもなります。

サイモンはラグ・ピッカーとして活動していて、

オグを救い出してくれるのです。

ただ、サイモンに会うのはオグだけで、それが不思議さを表現しています。

オグの自己啓発の手段として、最後の方に大切なメッセージを載せており、

そこに向かって静かに話が盛り上がっていきます。
本書の場合、大切なメッセージ

”神の覚え書き”を眠る前に100日間読むこと

が指示されています。
私は残念ながら100日間を達成することが出来ていません。。。

 

奇跡

オグの作品ではたいてい最後に奇跡が起き、感動させます。
その奇跡の内容から実話なのかどうか論議になるのでしょうが、

私は真実だと信じたいです。

なお最後の感動のアイテム、ゼラニウムを知らなくて、

本作品をきっかけにゼラニウムのアロマオイルが好きになりました。