「あたらしい私のはじめかた」
 ルイーズ・L・ヘイ(著)、道端ジェシカ(監訳)
 原書「
You Can Heal Your Life, Companion Book」(2002年)Louise L. Hay

 

 

位置付け

 

「ルイーズ・ヘイの内なる力」(ラブランド)に感銘を受け、

本書のKindle版を読みました。
ルイーズは冒頭、You Can Heal Your Lifeのガイドブックと名付けるとしています。
その通りで「内なる力」とは異なり、分野別のエクササイズをする構成になっています。
まず一度全体を読み、次にすべてのエクササイズをするよう、

そして問題を抱えている分野については何度も行うように書かれています。


構成

まずは読み通してみました。
各分野に対して、以下のようなエクササイズで構成されています。

アファメーション、鏡のワーク(ミラーワーク)が推奨されます。

必ずルイーズの心優しい諭すような説明もされています。

  • ネガティブな言葉で書かれたリストが提示され、当てはまればチェックする。
  • 親に関わる問題、自分自身の問題を書き出し、親とのつながりを分析する。
  • 子供の頃覚えていること、親から学んだこと、信念や思い込みを書き出す。
  • 現在の習慣を分析したうえで、アファーメーションを考え書き出す。
  • 初めのネガティブな言葉で書かれたリストへのアファメーションの例が示される。
  • まとめとして言葉の処方箋(Treatment)が示される。

 

読んでみて

親からの刷り込みが現在の自分を構成しているため、

インナーチャイルドの癒しが必要

なことがよく分かります。
「内なる力」を読んで、

私は恐れや批判的な思考に対する問題を抱えていると思っていましたが、

さらに怒りも抱えていることが発見でした。

各分野ごとにきちんと説明がされていますが、

その説明が中心となっている「内なる力」を先に読んでいたため、

より理解を深めることが出来ました。
全ては自分の順番通りにやってくるのだと思います!
一つずつエクササイズをすると多分とても時間がかかります。

それでも自分のためにしっかりやって行きます。

なお翻訳されなかった3章分は特典で入手可能です。
体の不調に関する内容もあるようで、

現在の私に重要なため続いて確認しようと思います。

 

まとめで出てくるビジュアルが気持ちを和らげてくれるため、

書籍で持っていてもいいなと思いました。