やっぱりアメシストを削るんだから、ちょっとは調べよか・・・とネットを見たら、こんなサイトに遭遇。

 

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約300〜400℃以上に加熱すると、アメシストは紫色を失い、しばしば黄色、オレンジ色または茶色に変色し、次いで水晶類のシトリンに似るが、熱処理中の局所性および温度に応じて、無色またはまれに緑色となる(Rose and Lietz、1954; Neumann and Schmetzer、1984)。

 (訳はグーグル先生を少し改変。一応下に原文を置いておきます)

 


When heated to more than about 300-400°C, amethyst loses its violet color and often turns yellow, orange or brown, and then resembles the quartz variety citrine, but depending on the locality and the temperature during the heat treatment it may also turn colorless or - rarely - green (Rose and Lietz, 1954; Neumann and Schmetzer, 1984).

 


mindat.org / Amethyst

https://www.mindat.org/min-198.html

 

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 ちなみに上の写真は、ウルグアイのアメシスト標本に熱(下左右)とUV照射(右上の白~透明になったもの)したものだそうです。

 


 えっ・・・そんな低い温度で変わるのかぁ!と思っちゃいまして・・・。

 丁度ここにアメシストが有るんやんね!  ← ちょっと待て!

 


 で、やっちいましたよ・・・。

 アメシストを直火で。

 


 

 


 焦げました。

 その上、ビシッとかパシッとか言ってました。(怪奇現象じゃなくて石が割れたり欠け飛んだ音です)

 


 ええっ?石が何で焦げるん??

 


 そういやダイヤモンド砥石はダイヤの粒と接着剤が少しずつ削れてゆくもんだと、先日調べたサイトに書いてあったから、この焦げは接着剤かもしれません。

(追記 : コメントで、直火による炭素かもとのご指摘頂きました。と、言う事はホントに焦げてたんか・・・(^_^;))


 やってもうた・・・。

 一瞬、水に漬けて冷やそうかと思ったけど、指を近づけるとまだ随分熱かったのでこれ水に漬けたらもっとヤバいっしょ・・・と、放置することに。

 落ち込み気味で昨日は就寝。

 

 

 

 で、朝!

 

 

 焙る前の写真が無いのでアレなんですが、一番下の部分、紫だったのが色飛んでました。

 気のせいじゃないと思う・・・。

 下の方から焙ったので、何だかよく解りませんが、透明になる按配だった?

 


 あああ、いきなり焙るとかオロカモノの証明しちゃったよ・・・とガックリ来てただけに、ちょっと 嬉しかったりして。いやでも気のせいかも。

 

 

 

しかし、貴重な練習材料は欠けまくり、酷いことになってしまいました(;_;)。

 

 

 ん・・・?この佇まい、よく見ると何だかカッチョよい・・・。

 


これはこれでしばらく置いといて、次は別の石をいじってみようと思います。