マーラー「大地の歌」1楽章、6楽章。特に六楽章「告別」は、父の葬儀で演奏(歌とピアノ)を行ったこともあり思い出深い。ただ学生時代にマーラーの「復活」に出会った以来、はまりまくってレコードを集めたあのころ。大地の歌ってどんな曲だろうと思いなけなしの小遣いで買ったLPを何回も何回も聴いて感動に浸っていた。バーンスタインの指揮ではテレビで放送されたイスラエルフィルの共演が良い。最終楽章最後の盛り上がりで魅せるバーンスタインの指揮のパフォーマンスは圧巻。
そんなカラヤンと対極とも評されるバーンスタイン、ユダヤ系ということで子供のころから苦労が絶えなかったという。そんなバーンスタイン曰くどん底の暗い曲は、圧倒され落ち込むがそれこそが希望の光となり勇気を与えてくれると名言を残している。
何か苦しいことがあり落ち込んでいる時、こうした音楽は時に自分を慰めまた鼓舞してくれる。古今の名曲はこうしたものが多い。
交響曲だとグレツキ「悲歌の交響曲」は、マーラーと並んで好きな作品。これ20世紀の交響曲の最高傑作の一つだと思います。
現在、憧れの曲であったバッハのバイオリン「シャコンヌ」を練習している。練習している時もバッハの凄さにひたすら圧倒と感動を繰り返しています。そんな古今の名曲を練習できるレベルまで到達できたことに少なくとも自信を持ちたいと思っています。
ロック、ジャズ、Jポップ、アニソン、ワールドミュージックをずっと見てきていますがやっぱりジャンルと問わずいい曲は凄い綿密に作られている。音楽最高。