noteに『子宮体がん体験記』を書き始めて
色々想い出すことがあるのだけど
印象的なことに
手術を終えて目が覚めたとき
自分の呼吸と繋がれた機械の音だけが
ものすごく静かに聴こえてきて
『生まれたばかりってこんな感じだったのだろうか?』
そう想えるくらい
安らかな氣持ちを味わったことがある
けれどわたしは
その体感は長くは続かなかった
大病で目覚めた人の話とか聴くたびに
どこかで勝手に比べて
コンプレックスを抱えるようになってた
脳の仕組みを知るのが楽しくなってきて
左脳は栄養が欲しいから情報を追い求め
体との感覚を切りたがると知った
そういえば入院中は
寂しさを感じたくなくて
絵を描いたり病室の人と話をするとき以外は
随分長くスマホを見ていたんだよね
(右脳は感じる担当)
思考しているのが慣れている現代で
思考が静かになる段階で
一旦静けさが退屈になるらしい
わたしがもう1度
思考の騒めきの中に戻ってしまったのは
寂しさを感じたくなかったことと
静かな感覚に不慣れだったことも
きっとあったんだろうなぁ〜
けれどきっと
その体験をしなかったら
どうしてまた騒めきの中にに戻ってしまうのか?
その仕組みを知ろうとはしなかったと想う
そしてただひとつ
今のわたしが伝えられるとしたら
『静かな体感』というのは
遠くではなく
わたしたちの内側に既にあるんだということ
2020年にした子宮体がん手術前に
「わたしたちの命は、この地球に生まれてくるとき、龍に大切に命を抱きしめられて降りてきた」と
メッセージを受け取ったことを機に命の尊さを伝える龍アートを描き始めました
あなたと共に地球に降りてきた龍を描くことで魂の本質と繋がるお手伝いをしています