こんにちは!
 
昨日またもや
ゴースト&レディ」 観劇に行ってまいりました。
開幕して約3週間が経ちましたね、早いものです。
 
前回3回目にして、萩原さんグレイを除く初回とは別キャストの皆さまを拝見。
初回観劇時のキャストで受けた印象とのあまりの違いに驚き、ほぼ初回キャストとなった今週、どうしても見たくて見たくて、日夜公四季でチケパト。
運良くお戻し下さった方のチケットを購入することが出来ました。
(もし見つけられなかったら前予に賭ける勢いでした)
しかも初の下手側席、15列目以内という好物件!
 

以下、物語のネタばれ極力なしで私の感想を綴ります。

演出にはちょっと触れています。

次回あたりからそろそろネタばれ全開でいこうと思っています!

 

 

公式のintroductionより👇
 
劇団四季が新たに贈るのは、劇場のゴースト グレイと令嬢フローが深い絆で結ばれ、逆境に立ち向かって信念を貫こうとする姿を、史実を織り交ぜながら描いた大作です。
原作は「うしおととら」「からくりサーカス」で知られる人気漫画家 藤田和日郎氏の代表作「黒博物館 ゴーストアンドレディ」。
 
この日のキャスト
 

フロー 谷原志音

グレイ 萩原隆匡

ジョンホール 野中 万寿夫

デオン 岡村美南

アレックス ペ・ジェヨン

エイミー 木村奏絵

ラッセル 内田圭

ボブ 平田 了祐

 

【男性アンサンブル】

ハーバート戦時大臣 味方隆司
フィッツジェラルド 中田雄太
フローの父 平良交一
メンジーズ 塚田拓也
小林清孝

木内和真
政所和行

照沼大樹
吉田功太郎

 

【女性アンサンブル】

ヴィクトリア女王/フローの母 近藤きらら
フローの姉 持田紗希
レディ・エリザベス 原田真理
シャーロット 町真理子
潮﨑亜耶

矢鳴優花
竹田理央

奥平光紀
黒柳 安奈

 



 

以下、あくまで個人の感想です。
勘違い思い込みたくさんあると思います。
 
下手側と言いつつも、ほぼセンター席、嬉しい。
前回、前々回と上手側からの観劇だったので、やっぱり別角度、新鮮な見え方で歓喜。
 
結果、タング、ライオネルと肩を並べるほど大好きなキャラクターとなったデオン様を見るには個人的にセンターか下手側が最適だと思いました。
 
幕が上がる前に、耳を澄ませましたが、やはり開演前の「足音」聞けませんでした。
もっと早く入場して、静かな客席でチェックしないとダメなのか?
 
客電が落ちた後の「ドン!」の轟音、すっかりタイミングが掴めて慣れてしまい、今や他の観客の皆さまの反応を楽しむことが出来るまでになりました。
あんなに苦手だったのに~。
 
「ゴーストライト」を運んで来る青年、毎回同じ方ですがスタッフさんでしょうか?
 
グレイの最初の曲、奇跡の夜に♪ケルティックな風味で大好きです。
幕開けにぴったりのナンバーと演出。
萩原さんグレイ、マチネ後の2公演目であることをまったく感じさせない歌唱でした。
 
いつも言ってる1幕最初のドルリー・レーン劇場のパネルの観客さん達、この回は出演されていない鳥原ゆきみさんのお顔があったので、その日のキャストとは関係ないことがわかりました。
プリントかな?投影かな?との疑問も、プリントであることをブロ友さんがコメントで教えて下さってスッキリ。
 
見れば見るほど構成の妙!リスペクト!
早く語りたい、この気持ち。
 
そして志音ちゃん、志音ちゃんの瞳がやっぱりフローなの。
冒頭、劇場であの瞳でグレイを見つめる、思いつめた表情が原作とリンク、忘れられないのです。
その後の叫びのような歌唱、ひとつの独立した曲としてというよりも、台詞を置き換えた曲ですが、そのメロディと迫力ある歌唱に毎回心掴まれます。
真瀬さんフローも同様でした、グッときました。
 
ガツーン!これだ!っていうキラーチューンがあるわけではないけれど、どれもこれも美しくて哀愁溢れる楽曲で、それに乗せて様々な心情が吐露されていきます。
 
クリスマスのシーンのこれまたケルティックなBGMも素敵でした。
政所さん、吉田さん、照沼さんのダンスもキレッキレでかっこよくて。
このダンスの振付、好きです。
フローとグレイもね…ううう。
グレイといる時の志音ちゃんフローがリアルに恋する乙女の風情なのがたまりません。
二人のときめく瞬間瞬間が少ないながらも効果的。

ボブのシーン、あなたの物語♪ハッピーエンディング〜のメロディも、2幕の恋とジン♪の一大ダンスシークエンスも楽しみなナンバー。


そして美南ちゃんデオン待ってた!
1幕での気配の効果やラストの演出も無論ですが、
2幕のとり憑いているのか?!の一声が好き過ぎて、惚れてまうやろ?
台詞回しがあまりにも洗練、クール、男前、いやゴージャス。
でもうノアールなタンゴの舞い、足さばき。
声が存在が、異空間。
これが見たかった、このデオン様に会いたかった。
デオン様の呪いと栄光♪を味わうのにはやはりセンター、もしくは下手センター寄り。
美南ちゃんの長身と、積重ねてきたキャリアとスキルが活き過ぎて眩いデオン様、ラブ。

加えて、偽善者と呼ばれても♪心の羅針盤のフレーズからの爆唱志音ちゃんにこの日も大興奮。
グレェーーイ!の絶唱、ううう。
これが、これが志音ちゃんのポテンシャル。

涙、涙のクライマックスを経て、グレイの締めの不思議な絆♪リプライズ…
もう2度と会えないと…の後の絶句…ううう。

どれだけ見ても感極まる、これを味わいたくて、はいまた来ました。
私の琴線に触れまくる御三方。

いや、随所いろいろ思うところありますし、ここはどうなん?って毎回気を抜くシーンもあります。

でもやっぱり心揺さぶられる2幕、2幕の怒涛からのラストの光とフローの笑顔に尽きるのです。
毎日通いたい。

この日、グレイの過去語りの目隠しの幕が張れないアクシデントがあり、横からの出入りが丸見え。
でも不思議と幕ないほうが、メインの影絵シーンが際立ってたような気がします。
初見だったら全然わからないような、大筋に影響ないアクシデントでしたが、何だか裏の様子が楽しかったです。
 
カテコ、スタオベ早かったな。
ハギーさんと志音ちゃんの恒例ハグで歓声上がるのが毎度嬉しくて。

次は2階席からの観劇予定です。
また違う景色が広がるのだろうな、と今から超絶楽しみです。