こんにちは!
 
話題の 劇団四季の新作ミュージカル
 
ゴースト&レディ」 観劇、2回目は、初回観劇の衝撃も生生しく残る、翌日10日のマチネでした。
この日のチケットは抽選で当たった神のお席。
 
有休を使っての余裕の観劇、やはり平日マチネは気分的にも余裕があります。
前日諦めた日付入りパネル、藤田先生のイラストパネル、フォトスポット制覇!
 
 
 
以下、物語や演出、ギミックの具体的な部分のネタばれ極力なしで私の感想を綴ります。
 
前日の感想はこちら👇
ネタバレなしですよ。
公式のintroductionより👇
 
劇団四季が新たに贈るのは、劇場のゴースト グレイと令嬢フローが深い絆で結ばれ、逆境に立ち向かって信念を貫こうとする姿を、史実を織り交ぜながら描いた大作です。
原作は「うしおととら」「からくりサーカス」で知られる人気漫画家 藤田和日郎氏の代表作「黒博物館 ゴーストアンドレディ」。
 
 
 
この日のキャスト
 

フロー 谷原志音

グレイ 萩原隆匡

ジョンホール 瀧山久志

デオン 岡村美南

アレックス ペ・ジェヨン

エイミー 木村奏絵

ラッセル 内田圭

ボブ 平田 了祐

 

【男性アンサンブル】

ハーバート戦時大臣 味方隆司
フィッツジェラルド 中田雄太
フローの父 平良交一
メンジーズ 塚田拓也
小林清孝

木内和真
政所和行

照沼大樹
吉田功太郎

 

【女性アンサンブル】

ヴィクトリア女王/フローの母 近藤きらら
フローの姉 持田紗希
レディ・エリザベス 原田真理
シャーロット 町真理子
潮﨑亜耶

矢鳴優花
竹田理央

奥平光紀
織田なつ美

 

席、こちらでした、最前列サイドでした!

初日落ちの落胆も、この席当選確認した段階で帳消し。

最前で見ても原画感。


 

以下、あくまで個人の感想です。

勘違い思い込みたくさんあると思います。
 
諸々済ませて席について目の前の緞帳を眺めていたら、前日の初回観劇の感動が蘇り、もう涙。
緞帳のゴシックな織模様の美しいことったら。
 
開幕の轟音、ふたたび。
幕が開くと昨日同様、神秘的な演出、グレイと化した萩原さんがそこに。
白塗りのグレイのメイク、日本人なのに違和感を感じさせない萩原さんのビジュアル。
 
2回目にして気づいたこと。
これはネタばれというより、初見の皆さまにもチェックしていただきたい点なので書きます。
1幕最初のドルリー・レーン劇場のパネルの観客さん達、アンサンブルさんのお顔に設えられていました。
面白い、細かい。
はっきりわかったの政所さん、持田さん、吉田さん。
プリントなのかプロジェクション投影なのか、キャスト変わったらどうなるのか?
次回チェックするのが楽しみです。
 
最前列からは、もちろんですが、オペラなしでも俳優さんのお顔が良〜く見える。
志音さんのツルツルキラキラのお肌が眩しい!
お人形のように綺麗。
実年齢バグ!
あのナイチンゲールのお衣装が、どれもこれも似合いすぎる。
途中からボブになるのですが、やはりウィッグでした。
 
1幕、目が足りなかったフローの家族シークエンスもしっかり全員の表情、クセを把握。
皆さまお芝居最高!
兵士たちが目の前、もう舞台ギリギリ、転げ落ちてきそう。
ダンスの振動が伝わって来る。
風が舞って顔にかかる。
地声の台詞や歌唱が耳に飛び込む。
舞台からの「霊気」を浴びながら、昨日の感動を再び味わいました。
 
瀧山さんジョン・ホール、やはり声が良い。
そして存在感ね。
昨日、ホールの腰かけるキャンプ用の椅子が壊れて、瀧山さんが尻餅ってシーンがあったんだけど、この日壊れなかった!
どうやら「壊れない」が正解らしく、昨日はアクシデントだった模様。
演出の一部のようにコミカルに収束させてたのさすがだったなあ。
 
高笑いだけで場を支配する美南さんデオン、1幕終わりと2幕始まりの見事な演出、これ久しぶりに見た!
やっぱり効果的。
 
2幕はどこをとっても見どころだらけ。
美南さんが今日も2.5次元を生きてるっていう喜び。
近すぎる、サイドってことで、美南さんのアクションが逆にわかりにくかった。
これは想定外、昨日のセンター席のほうが迫力半端なかった。
ヴィクトリア女王、きららさんが強い!
2幕の一大ダンスシークエンス、恋とジン♪っていう曲だと思ってたけど、プログラムにその曲名がないのにうろたえました。
めちゃくちゃ耳に残る上がる曲なのに、もしかして裏切りの人生♪の一部?
いやいやあれは恋とジン♪でしょ、単独で。
 
メインのキャストの皆さま、長くて難しい台詞の応酬、しっかり伝わって来るの、神業。
昨日、台詞でミスのあったアレックスのジェヨンさん、Instagramで大反省してらしたけど、この日は最初からお芝居も濃く、気合が見て取れました。
ちょっとドキドキしちゃった「下水」のくだり、完璧でした。
 
2幕の後半からの盛り上がりがとにかく凄い!
胸に迫るラストの味わい、こうであってほしかったエンディングにまた泣きました。
それから味方さん!泣いた。
キャスト全員の俳優力に感嘆しかないです。
 
最前列のお席はそれはそれは素晴らしくて、照明、プロジェクション、俳優さん、とにかく細部までストレスなく見える、臨場感がえげつなかったです。
やっぱり素晴らしいオリジナルミュージカルだ!これは世界に出る作品だ!と認識をあらたにした2回目観劇でしたが、最前列鑑賞にもかかわらず、初見のあのド感動、初見のあのテンション、初見のあの大興奮とは違った別種類の満足度。
ああ、やっぱり初見って特別、初見は2度とないんだ、という感情に一抹の淋しさも覚えつつの帰り道。
 
それにしてもキャスト全員が精神的にもフィジカル的にも、かなり消耗すると思われる構成となっており、土曜日のマチソワ、大丈夫なのかなと老婆心ながら心配になるレベルです。
本日の日曜が休演なのは、やっぱりマチソワ後の様子見か?それともフローの誕生日だからか?
 
幕間に演出のシュワルツさん、終演後に劇場出たとこで原作者の藤田先生、めっちゃ気さくに四季ファンの人と交流してらした。
素敵!
お人柄も才能ですね。
 
これは演出のネタばれになるのかもですが...
 
 
 
 
私の本日の席、既に観劇された方ならわかる、グレイ・ロードの始まり席、神よ…泣き笑い
ハギーの霊気浴びて、先頭切って拍手したよ。

 
 劇場2階のオリジナルアート、世界観!