こんばんは!
 
早いもので明日千秋楽を迎える
ジーザス・クライスト=スーパースター エルサレムVer.
自由劇場公演。
 
3月19日(火)ソワレ、手持ちの最後のチケットで観劇しました。
 
【キャスト】
 
ジーザス・クライスト 加藤 迪
イスカリオテのユダ  佐久間 仁
マグダラのマリア 江畑 晶慧
カヤパ  高井 治
アンナス  吉賀 陶馬ワイス
司祭1 正木 棟馬
司祭2 玉木 隆寛
司祭3 川原 信弘
シモン 柴田 鴻洋
ペテロ 大空 卓鵬
ピラト 山田 充人
ヘロデ王 北澤 裕輔

櫻木 数馬 下平 尚輝 磯江 拓也 姜 大舜
佐々木 玲旺 木谷 光 鈴木 智之 横井 漱
瀬下 喬弘 佐橋 秀明 橋岡 未浪 平山 祥 
 
坂井 菜穂 黒田 果穂 小野 実咲季 高倉 恵美
安宅 小百合 廣本 則子 片倉 あかり 梅澤 紗耶
山田 志保 佐田 遥香 古森 麻由 立花 梨奈
 
 
唯一の抽選当選席で、やっとの1階前方席でした。
近くて嬉し涙…最前列ではありませんが、やっとここに来れた…ううう。
 
 

イエス・ キリスト(ジーザス)が磔刑に処せられるまでの最後の七日間を描いた物語をすべて曲だけで構成。

1時間45分休憩なし、ノンストップで疾走。


前回のJCS観劇回が私的に神回、そこはかとない充足を得ており、この日は近さを楽しむ!とリラックスした気持ちで臨みました。
下手寄りでしたので、佐久間さんユダ、あまりこちらにはいらっしゃらないので、そこも余裕。
ユダポジを斜めに見る感じ、あんまり目の前だともう直視できないよ…そんくらい自由の前方席、舞台に近い。
上手の最前のお客様とかどうなさってるのかな、ユダ目の間過ぎる問題。
 
佐久間さん、いつもに増して苦悩フルスロットルでした。
初っ端から泣いてらしてね、そんで振り向気ざまにその涙を指で拭うのが見えて…ふぁ〜〜〜。
喉がお強いのは知ってますけど、火曜日週初めっからからこれでいくの?大丈夫?レベルでした。
ジィィィイィザァース!
裏切りの闇仁王立ちが、まるでアタタミュの方みたく逞しくて、もちろんそういう意図のシーンじゃないんですが、とにかくうっとりしちゃうフィギュア。
 
やっぱり自殺では肩から転げにいってた…今期全部転げ方が違っていて、ライブ感!
決してスンラさんみたくキレある転げじゃなく、ウエイトあるから怪我してそうでハラハラ。
すすジーより大きいからか、なんか兄貴感強いユダ、新鮮。
斜め真正面から見るスーパースター♪の何もかもが本当にかっこよ過ぎてロックオン。
音源ください…
目の前のガールズも見たいのにチラチラ見しかできなかった、でも菜穂さん可愛い、実咲季さん美、果穂さん色香。
 
加藤迪さんジーザス、登場時、さらにほっそほそになったように見えて、佇まいに幽玄さえ感じました。
でも誰かと相対する時には、意思を持ったお顔と声。
身を削って演じなければ成り立たない、と歴代ジーザスのどなたかが仰っていたけれど、久しぶりに見たさんジーザスは、まさしくそんな研ぎ澄まされた空気を纏っていました。
ゲッセマネ♪では自分自身に語りかけるように丁寧に言葉を放ちつつ、徐々に高まる感情と強い覚悟を聴かせて下さった。
人間らしい儚さを湛えたさんジーザス。
ジーザスとしての始まりを見ることが出来て本当に嬉しい。
初めてこの方を認識したのが「春のめざめ」もじゃもじゃ頭のオットー、まさかこうしてジーザス・クライストを演じる日が来るだなんて。
だから四季は面白い、四季ファンやめられません。
 
この日のマグダラのマリア江畑晶慧さん、私はイエスがわからない♪こんなことってあるの?」フレーズ「ことって」でメロディフェイク入れて来られた。
原曲通り正確に歌うことが基本の四季ですが、近年、こうしたアレンジが瞬間披露されることも多く、往年のファンは泣いて喜んでいます。
この日もドキッ!痺れました!
そして、何ですって?今週木曜日あたりから、「愛してる」のラスト、高音に上げて歌い上げられてるそうで...
う、羨ましい!
両方のパターン、聴きたかった!
近くで見ても、お肌ツヤッツヤで本当にしっとり美しかった、エヴァさん。
 
シモン柴田鴻洋さんを近くで浴びたかった!嬉しかった!
お声の強さに加えて、柴田さん、歌唱にもアクションにもリズムがあって、こちらも何だかノリノリになる狂信者。
心なしジーザス神輿もノリノリ。
 
大空卓鵬さんペテロの「知るもんか、あんなやつ!」も好きでした。
ペテロはこの台詞が肝だと思っています。
 
北澤さんヘロデ王、楽しみにしておりました。
ヒステリックボルテージが日に日に上がってて、特に今期、いろいろ振り切ってますよね。
メイクも決まってて、何だろ、若返っている気さえ。
失せろ!」ではめちゃくちゃがなってて、このままヘロデ道極めていっていただきたい。
と、思っていたらこの後22日から「ジョン万」船長、長野で本日千秋楽を迎えるという北澤さん。
真逆の世界とキャラクター、俳優さんって凄い。
 
ヘロデガールズ、小野実咲季さん、ジーザス扱いあんなあからさまに邪険!
にゃにゃにゃにゃ~」って可愛いのに意地悪で笑った。
高倉恵美さんは相変わらずおにぎり1個分の小顔美でした。
 
この日のお席、結構下手スピーカーからの音がダイレクトに来る感じだったのですが、アンサンブルさんのコーラスがあまり響かななかった印象。
ソロ歌唱はしっかり爆声轟いていたのですが、ジーザスの神殿あたり、結構演奏にかき消されて歌詞がつかめなかったのが残念でした。
いや、私の耳の問題かもしれません、最近自由とか秋とかそう感じることが多いので。
 
そんな中、山田さんピラトがとにかく爆声でメロディに揺るぎがなくて、いや震えました。
カウントも強し!
葛藤の末の「お前が望むのなら、死ね!」と血染め時のお顔にまたもや、その顔な!と膝ポン。
佐々木玲旺さん鞭兵の働き、華麗な鞭さばきだけでなく、群衆を制するお姿などずっと追いかけていましたがやっぱりこのポジション、重要にして美味し過ぎる。
ジョン万」の観劇記録にも同じこと書いてますが、欧米か!なスタイルと筋肉美と佇まい、かなりファンが増えたはず、爪痕残しまくりやで玲旺さん。
 
ずっと出演されていなかった11枠の古森麻由さんもしっかり確認、自由劇場で拝見できてよかった!
ほっそほその可愛過ぎるガリラヤ人でした。
 
この日のマイベスト・メール・アンサブルは櫻木数馬さんでした。
本編でもつい目で追ってしまってました、あんな体力勝負ポジションなのに、カテコのキラッキラな笑顔と気品あふれるお辞儀がさすがな櫻木さん。

もちろん、皆さん本当に美しい笑顔で、何度も何度も登場してたくさんお手振りして下さって、心洗われるカテコでした。
優しく江畑さんの手を取り捌けるさん、素のふんわり笑顔が眩しい佐久間さん、ウキウキの高井さん、フィナーレ~カテコも目が足りず感情忙しい。
 
やっぱり、いい!自由劇場の前方席、最高!臨場感!
何もかもダイレクトに飛び込んできて、心にズシリと残ります。
 
全国がある!と思っているせいか、今期のJCS観劇にかなり満足しているからか、当分見られなくなるという淋しさもさほどではなく。
全国の大きな劇場でJCS見るのはかなり久しぶりなので、今から楽しみですし、吉岡慈夢さんユダもまだ拝見していないし。
まだ終わらない今期JCS、俳優さんは本当に大変だと思いますけれども、何なら来年自由劇場凱旋、何ならまたジャポもよろしくお願いします。