こんばんは!

2月だというのに、連日の暖かく陽射し降り注ぐお天気☀

最後まで行こうかどうしようか迷ってた
Queen + Adam Lambert@東京ドーム
たくさんのSNSの動画アップでまるで行ってきたような気持ち。
何て太っ腹、ほぼ見せてもらえる。
すごいなあ、SNS時代、歴史的名曲の数々、ブライアンとロジャーの貫禄とホスピタリティにも感動したけど、アダムはもう完全にクイーンの一員ですね。
外連味もゴージャスな歌唱とアクションもフレディを継ぐ者で間違いないと思う泣き笑い



去る2月10日土曜日、有楽町よみうりホールにて、
韓国ミュージカル「愛の不時着」を見て来ました。🪂
大ヒット韓国ドラマをミュージカル化、韓国からまるっとやって来て下さると聞いて、とても楽しみにしていました。👇


私ったらドラマのほう、3周したくらい大好きで。
ヒョンビンさん演じるリ・ジョンヒョク中隊長に心奪われた一人です。
ヒョンビンさんだけじゃなく、キャスト&キャラクター全方位魅力的、本当に面白い、とにかく面白い、何度目でも見だしたらもう止まらない、
あ、また見たくなってきた。



ミュージカル版も楽しみ〜と待っておったのですが、いざ蓋を開けてみると…

●R席19,000円
●SS席17,000円
●S席14,000円
●A席10,000円

チケット代思った以上に高額だった!
ムーラン・ルージュ!並みだった!あんぐり

私の大好きな韓国オリジナルキャストのミュージカル俳優さんも今回は来日されないみたいなので、もう諦めようかなと思って先行にも申し込まずにいました。

そしたら、思いがけず、格安でチケットを確保する機会に恵まれ(ご存知の方もいらっしゃるよね、あのサービス)、渡りに舟と観劇して参りました。


アイドルグループTHE BOYZのメンバー、サンヨンさんがご出演ということで、現場は物販含め熱気でムンムンでした!

当日お席がわかるシステ厶で、思った通り2階席、S席とはいえ、やはり遠かったです。


【この日のキャスト】
敬称略で失礼いたします

リ・ジョンヒョク役 ハンスンユン
ユン・セリ役 キムリョウォン
ク・スンジュン役 サンヨン
ソ・ダン役 チスヨン
チョ・チョルガン役 ホギュ
ピョ・チス役 カンドンジュ
パク・グァンボム役 ジヒョク
キム・ジュモク役 カンドンウ
クム・ウンドン役 キム・ビョンヨン

女性アンサンブル
ビョジウン、イミジュ、シンチェウォン、ユンアジン
男性アンサンブル
キムビョンフン、ソギョンス、ソンジュンボム、イジュンヨン


きっとそうだろうなと思っていたけれど、音は録音でした。
両脇に日本語字幕。
韓国のオリジナルミュージカルを韓国語で見るのは2回目です。
1回目はソウルで字幕なし観劇、ミュージカルだから楽しめたけれど、やはり字幕は有り難いです。

あらすじはこんな。

ヒロインは韓国の財閥令嬢で女性起業家であるユン・セリ。
パラグライダー飛行中に悪天候に巻き込まれ、国境近くの北朝鮮に不時着。
そこで北朝鮮の将校リ・ジョンヒョクに助けられ、しばらく北朝鮮の田舎町で暮らすうちに、彼と恋に落ちる…

期待していたセリのパラシュートシーンはありませんでした、残念!
セリと家族との確執がちょっと、その後はトントンと物語が進み、すぐに北朝鮮にランディングするセリ
背景はほとんどLED?プロジェクションマッピング?の映像で、どんな状況も表現出来る仕組み。
そこにテーブルや椅子といった小道具が現れ、場面が展開されます。
正直、セットはかなりシンプルというかお金がかかっていない印象。
ちょっと物足りなかったものの、平壌のホテルやセリのマンションなど、映像とセットがピタリとはまる場面もありました。
全16話を2時間ちょっとにまとめてあるので、ダイジェスト的ではあるものの、うまく流れを作っているなあと。
ドラマ覚えているのでついて行けるというのがあるので、初見の方にはどう映るのか興味あります。
短い時間の中で、セリジョンヒョクだけでなく、ダンスンジュンの恋模様もしっかり描かれているのには驚き。
二人が惹かれ合う過程は、むしろこちらのカップルのほうがわかりやすかったかも。
セリジョンヒョクにもっと時間を割いて、ジョンヒョクの恐ろしいまでに完璧な男の魅力、突然舞い降りたミューズセリに顔色変えずにメロメロになる様子をもっと盛り込んで欲しかった気もします。

舎宅村アジュンマと第5中隊の4人をもっともっと!コメディをもっと!と、求めてしまう、ドラマファン。

あと、ジョンヒョクさんの紳士服売り場でのスーツ着せ替えシーンもほしい、そしてセリにはもっとお洒落さして!と、キリが無い。


そんな事をボヤきながらも、心に残ったシーンもあります。

セリがプレゼントしたトマトの苗に「良い言葉」をかけるジョンヒョクさん、「ピアノ」「ユンセリ」って。

痺れました。


2幕からは韓国パート。

セリを韓国に戻した後から曲に乗って時間が経過、ジョンヒョクが江南に登場する演出はミュージカルならでは!と思ったのですが、あのドラマティックな再開が再現されていたかというと、そこもちょっと物足りなかったです。

2幕で嬉しかったのは、第5中隊の4人の韓国での警察収監生活の南北カルチャーギャップが描かれていた事。

大好きなエピソードなのでニヤニヤ。


ラスト、これで終わり?と思ったら、カテコの後、ちゃんと最後の素敵なオチが情感たっぷりに描かれ、ホッと嬉しかったです。


キャスト、アンサンブルさん含めて、全員とにかく歌唱が強い、声が素晴らしい!
さすがの韓国ボイスなんです。
ジョンヒョク役のハンスンユンさんは、ヒョンビンさんとは全く違うタイプのハンサムさん、ソフトで甘い中隊長でした。
セリ役のキムリョウォンさんは韓国公演でもセリを務めていた方。
カラッとした雰囲気のセリ
スタイル抜群でやはり素晴らしい歌唱で聴かせてくれます。
スンジュン役のサンヨンさんの地声がとにかく強靭で響きが特別、心に残りました。
アイドル?ミュージカル畑の方にも引けを取らない歌唱でした。
ダン役のチスヨンさんは演技のキレが印象的。
歌唱も素敵、サンヨンさんとのデュエット、強かった。
韓国の俳優さんの歌の力を、またもや思い知る事が出来ました、凄いなあ。

セットにはどうしても違和感があったのですが、韓国版はどうなのでしょう。
やはり来日版は簡素化されているのか、そして展開も来日版とは違う部分があるのか全く同じなのか。
やはりまだ一回のみの観劇、見逃しているところも多いと思うので、もう一度しっかり近い席で見てみたい思いもあり、また別キャストも気になります。
別キャストはASTROのお二人が揃っているので、きれいに売り切れでした。

これ、日本語でも見たい、日本人キャストでも楽しめると思います。
美術、演出、衣装、あれこれ手厚くブラッシュアップして、ぜひ!ホリプロさんで!

でもやっぱり今回のチケット、お高いわあ。