こんにちは!
 
昨日WOWOWで放送された
日比谷ブロードウェイ 芳雄のミュー」録画したものを早速視聴。


友人が貴重なチケット(有料9000円)当たって誘ってもらえたのに、用があって行けなかったという事もあり、放送を楽しみにしていました。
 
昨年は無料で日比谷音楽祭の一環としての「日比谷ブロードウェイ」で、アンコールにて劇団四季の岡本瑞恵さんが「ありのままで」を熱唱。
歌唱の素晴らしさももちろんですが、四季以外のミュージカル界の人気者と瑞恵さんの並びに、時代が変わった?と胸を熱くしたのも記憶に新しいところです。👇

 

今年は祝・日比谷野音100周年記念×WOWOW「芳雄のミュー」番組企画として、芳雄さん率いる日比谷ブロードウェイの皆さまの2時間半にも及ぶパフォーマンス。

見ごたえがありました!

場所はもちろん、日比谷公園大音楽堂。

 

出演されたアーティスト(敬称略)

 

井上芳雄・甲斐翔真・佐藤隆紀(LE VELVETS)・島田歌穂, 田代万里生・中川晃教・ 屋比久知奈

 

20曲以上が披露されましたが、心に残ったナンバーを綴ります。

 

オープニング Falling Slowly 全員

 

映画「ONCE ダブリンの街角で」の挿入曲ですが、映画が大好きなので、このメンバーで歌っていただけて嬉しかった!

名曲です、早くミュージカルにならないかな。

 
愛していれば分かり合える 「モーツァルト!」
 
面白かった!新鮮!
歌穂さん、屋比久さんの伸びやかな声が素敵。
万里生さんの扱いが楽しい、その後のトークも。
これもフェスならでは。
 
Waving Through a Window「ディア・エヴァン・ハンセン」
 
確かに難しいけれど、たくさんのミュージカルシンガーが歌いたいとおっしゃるこの曲を、芳雄さんが甲斐さんにリクエスト、その気持ちにグッときます。
甲斐翔真さんの若さが曲にぴったり、大好きな曲なので聴けて嬉しい。
曲の後の中川アッキーさんの、甲斐さんや日本のミュージカルについての語りがよかった。
 甲斐さん、先輩たちに愛されてますね。

Bohemian Rhapsody 「クイーン~オペラ座の夜より」
 
中川さんのひとりクイーン、最高。
歌詞をしっかり掌握しての、演じながらの歌唱ゆえに、上滑りにならないのがさすが。
生バンドでこの曲、転調前のフルギターソロが見事で嬉しかった。
オペラパートではもっとエコーあったらよかった。
 
星から降る金「モーツァルト!」
 
とにかく曲が素晴らしいし、歌穂さんが好きなので、有難い選曲。
そろそろ、本役どうでしょう、歌穂さん。
 
ザ・ミュージック・オブ・ザ・ナイト 「オペラ座の怪人」
 
パリ・オペラ座のピンバッヂをつけての、万里生さんのMOTN、さすがに音を外さない、ブレない、美しい。
英語歌詞かと思いきや、浅利慶太訳
 
時が来た「ジキル&ハイド」
 
完全に自分のものにしてるシュガーさん。
力いっぱい歌う方が多いこの曲、シュガーさんのあの声だとこんなにさらっと歌えるんだ、と目からうろこ。
 
For Good「ウィキッド」
 
Wエポニーヌによる、エルグリ!こちらは英語詞でした。
歌穂さんはもちろんですが、屋比久さんのこなれた気持ち良い歌詞運びにうっとり。
ネイティブの方ですか?と思うほどナチュラルな発音。
ロングトーンも力まず、美しく、屋比久さんの歌の力にあらためて喝采。
 
世界が終わる夜のように 「ミス・サイゴン」
 
いや~、素敵。
屋比久さんはもう間違いなくキムですが、甲斐さん、音域もぴったり、パッションも笑顔もめちゃめちゃクリス!
体格差とかも「サイゴン」の世界観、ときめいてしまいました。
 
夜のボート「エリザベート」
 
ありがとうございます、選曲ありがとうございます。
見ごたえ、聴きごたえ凄かった!
また歌穂さんのシシィの愁いが胸に迫って涙。
最後に芳雄さんが登場とか、演出誰が考えたんでしょ?芳雄さんか。
芳雄さん、シュガーさん、万里生さんのトリプルフランツをありがとうございます。
 
闇が広がる「エリザベート」
 
芳雄さん、甲斐さんの闇広、再び。
やっぱり翔真ルド、最強と本編思い出して泣いていたら万里生さんルド来てさらにシュガさん!
画づらも圧巻でした!
夢の中でルドルフ、シュガさん!我慢できない!爆笑

 「日比谷ブロードウェイ」発足の立役者のお一人亀田誠治さんのお話、
ミュージカルは(国の違うお話でも)人生のお話、どの国で上演してもその国の文化に溶け込む、日本には日本のミュージカルの良さがある。
 
本当にその通りよ!と涙ぐみながら聞く。
椎名林檎さんはじめ、たくさんのアーティストとお仕事されていて、幅広く音楽に造型の深い亀田さんのお言葉だけに、ミュージカルオタクは泣いて喜びます。

最後はDon't Stop Believin'
「glee/グリー」でもおなじみですが、往年の洋楽ファンにはジャーニーの名曲として胸に焼き付いている曲です。
 
当日、夜だった事もあり、寒かったみたいですけど、数々の名曲とともに、屋比久さんの白いパンツスーツ、歌穂さんの赤のドレスがとても素敵でした。
「モーツァルト!」「エリザベート」でのレアなコラボが見られるのもこんな機会があればこそ。
有料で、ミュージカル好きしか集まってないであろうホーム感ある会場での、弾けたアーティストの皆さまの歌唱とトークはやはり例年の「日比谷ブロードウェイ」とはひと味違うものでした。
家でも見る事が叶い、本当にWOWOWさんには感謝しかないです。
来年もきっと「日比谷ブロードウェイ」あるよね、楽しみです!

👇セットリスト
屋比久さんの「ワンナイトオンリー」は歌唱なかったみたいです。