こんにちは!
 
昨日は
古川雄大 The Greatest Concert vol.2 -A Musical Journey-
古川雄大さんの単独コンサート2回目の日でした。
 
今期「エリザベート」の古川さん回ですっかり魅了されてしまい、ファンクラブに加入。
ファンクラブの抽選で当たった2公演のうちの2日め。

 
先日は上原理生さんゲスト回でしたが、この日はゲストなし回。
いつもはゲストがいて、14時始まりなのに、この日だけ16時始まりでゲストなし?
DVD収録の日でした!
やたらカメラあるなあとは思ってましたが、2幕目のフリートークで古川さんがうっかり口を滑らせ...
「後で怒られるやつかなあ?」と仰ってましたけど、大丈夫よね、カメラでバレバレだったし。
 
全通しているファンの方も多いこのコンサートも、もう前楽。
2月26日、今日の千秋楽は配信もあるので有り難い!
明日も家で拝見出来る!と思うと、この日も何となく余裕でコンサートに向き合えました。
 
ミュージカル曲満載」しかも、王道とコア、新作と各種取り揃えてのセットリストが本当に楽しい!
 
以下、ネタバレになっています。

本当に個人の勝手な感想です。

思い込み、思い違いあるかもです、ご容赦を。

 

この日は2回目なので、展開が読めているので細部をしっかり確認できました。
曲抜粋でこの日特に感じたことを書こうと思います。
 
~第1部~
 
雨に唄えば(1952)より
Singin' in the Rain
タップなしのこの曲、また趣ある。
満面の笑顔で歌って踊り、サラッと美しいステップを踏む方なのですが、踊りながら歌うのって本当に大変なのよね。
少し息を切らすその息継ぎまでが美しい。
 
マイ・フェア・レディ(1956)より
君住む街で
1回目に聴いた時より、さらに歌いこなしてらして、うっとり。
将来的にヒギンズさんやってほしい。
 
スイート・チャリティー(1966)より
Big Spender~Rich Man's Frug
この作品選んでくださって嬉しい。
Big Spender♪大好きなので。
アンサンブルさんが歌われますが、全員歌強者なのでまあかっこいい。
古川さんの長い手足でのチェアダンス、もっと見せてくれ!
 
この後、白いお衣装に着替えて登場時、古川さんのくわえ煙草が追加されていて!
煙草!新鮮!妖艶!美!
 
ジーザス・クライスト=スーパースター(1971)より
Heaven on their minds
古川さんのユダは、ちょっとソフトで上品で、今まで聴いたどのユダとも違って新鮮。
白のソフトスーツとシャツもお似合いで。
階段を使った、ユダがフューチャーされる演出もよかった。
とにかく、この曲が歌われるコンサートはもれなく好きです。
古川さんmeetsA・L・ウェバー、これからもお願いします!

 
ピピン (1972)より
Corner of the Sky
もう大好きです、古川さんのピピン。
俵さんとの声の相性が良く、広がる青空と駆け巡るイーグルの情景が目に浮かびます。
古川さんご自身の先にあるさらに壮大な未来がリンクして、何だか泣けてくる1曲となっていました。
流れる汗に抗うように目を瞑る表情がとても好きです。
お約束の前髪パラリも色気でしかなし。
 
レ・ミゼラブル (1980 ) 
On My Own
俵さんの歌い出しから始まり、古川さんに繋がれる。
前回聴いた時よりさらに感情が濃く滲んでいたような。
緩急のメリハリももちろん、歌い上げがグッと迫ってきて、涙。
優しい声質が女性曲でも違和感ないのもあって、これはまた歌ってほしい曲。
 
キャッツ(1981) 
スキンブルシャンクス鉄道猫
猫耳つけたアンサンブルさんによる歌唱とダンス、リードボーカルは元四季マキャヴィティの荒木啓佑さん(アンサンブル)!
良いお声。
コーラスも完璧!
夜行列車のニャ~ッツ!で締めくくり。
生演奏、素敵だったなあ。
手拍子のタイミング、さらに今日も完璧。
 
エリザベート(1992)
愛と死の輪舞
赤のサテンのシャツと黒のパンツ、日に日に細くなっていっている古川さん。
トートナンバー、隣で古川トート大好き友が肩を震わせていました(イメージ)。
数えきれないほど歌ってらっしゃる曲だと思いますが、本当に丁寧に歌われるのよね。
トートのウィッグとお衣装が重なります。
 
美女と野獣 (1994 )
Be Our Guest~Beauty and the Beast
笑顔でベルな古川さん、そしてラインダンス。
ここでも手拍子、ぴったり!
美女と野獣♪を一緒に踊られる吉元美里衣さんは、四季のベルナルドこと吉元和彦さんのお嬢さんなんですね。
お顔がそっくり!
 
スカーレット・ピンパーネル(1997 )より
目の前の君
先日は古川パーシーが見えたこの曲ですが、先日の「LUPIN」発表もあって、フェンシングの振付も含め、アルセーヌが見えました。
フェンシング、腰を落した姿勢が美しく、見惚れる。
 
モーツァルト! (1999) より
影を逃れて
壮大なコーラス、最後のシャウトでまたもや拍手鳴りやまず。
 
キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2009)より
Seven Wonders
ナイアガラ、マウントラッシュモアなど有名な史跡の名前がたくさん出て来て、メロディに乗せるのが難しい曲だと思うのですが、歌詞がちゃんと伝わってくる。
ここでも丁寧に歌われている事がはっきりわかり、素敵でしかないです。
 
Dear Evan Hansen(2015)より
You Will Be Found
英語の歌詞が前回より格段にナチュラルになっていて、毎日進化されているんだなあと。
アンサンブルさんのコーラスがやっぱり素晴らしくて、ぐ~っと盛り上がった状態でこのまま1幕が終わってもいいかなと思えるくらいなんですが、やっぱり最後は終着駅に着いてのお芝居で締め。
最後の古川さんの笑顔がスペシャル。
 

幕間、2回とも中止の回に当たって帝劇「エリザベート」一度も観劇できなかった友、

涙ながらに「愛と死の輪舞」生で聴けただけで本望、来た甲斐あった!と。

2部、「最後のダンス」もやるから死ぬなよ!

 

~第2部~

ヘアスプレーより

Good Morning Baltimore〜You Can't Stop The Beat

 

Good Morning Baltimore♪の後、初めてMCが入るのですが、

You Can't Stop The Beat♪でのペンライトの古川先生からの振付指導、本当は4回ペンラ回すとこ「8回回す!」って言うし、「最後!8回手拍子〜」ってまだその前に振りあるのに間違ってて、「皆は優秀だけど先生が一番ダメだね!」って...

観客全員、先生に一生ついて行く!ってなってました。

この全員ダンスの時、古川さん、本当に楽しそうで満面笑顔で、こう瞬間大好きなんだなあって事が伝わってくるの嬉し過ぎます。

 
その後のフリートーク

「今回初めて古川雄大ってものをみた、って方?

 

数名おられた(おるんや?)

 

こんなふわっとした感じなんでギャップあると思いますが、これに懲りずに応援してください!」(意訳)

 

懲りない、そこがいい!(観客総意)

 

お次の

生執事 血に燃えるリコリス より 

絶望の果て〜私はあなたの駒となり剣となる 

 

相変わらず、 「黒執事」 愛が止まらない古川さん。

 

「絶望の果て」とか「私はあなたの駒となり剣となる」とか普段使わない言葉を言えるのも嬉しいと。

「私はあなたの駒となり剣となるって、浮気した時の謝罪の言葉にいいんじゃないですか?」(意訳)とかも仰って。

笑いながらもちょっとぽか~んだったんだけど、バンドの男性1名が、めちゃめちゃウケてくださって、意外な方面からの肯定に喜ぶ古川さんの愛しさよ。

素敵なおまじないの言葉ができましたね!」って。

 

そして、何事もなかったかのようにダークなお顔に変貌、完璧な歌唱を披露する古川さん。

本当にまたセバスチャンになりたいことが伝わって来て、そんな機会あったらいいなと思いました。

 

ここから本来はゲストコーナーになるのですが、今回はソロ回ということで、

エリザベート」博多から衣装合わせで大阪に日帰りした時の、衣装合わせ場所のホールで上演されていた「テニスの王子様」が観たくて散々当日券入手のために係の人にアピール、歴代大御所関係者の名前出すも会えず、自分を気づいてももらえず、最終的に自分の名前まで出したけど結局見られなかったというエピソードを結構な尺で語ってくださった。

その後、名前出した歴代大御所Pから謝りの電話がバンバン来たってオチでした。

今度はちゃんとチケット買って観に行きますって。

 

その後、めちゃくちゃキレあるsing!sing!sing!をアンサンブルさんで。

アンサンブルさんによるバンド紹介あり、前回なかったので嬉しかった。

 

フリートーク本当に面白くて、暗がりでお水飲む後ろ姿も美しくって、至福の時間だったのですが、その後に来たナンバーが!

 

時が来た」!!!

 

ひょ~~~!

グレコン1の時も歌われていたの動画で拝見して、期待していた曲ですが、まさか本当に!

 

ご本人曰く、「身体がつるほど力入る」心身共に渾身の歌唱。

(歌い終わって足屈伸してた)

最初の歌い始めはあくまで優しく、どんどんボルテージ上がる様子、表情どんどん力入ってくる感じ、盛り上がる!

この歌で自分も手に力入るのが好きなのですが、まさに見ている者を巻き込む私の理想の「時が来た」でした!

 

え~、また聴きたい。

 

そして次、「サンセットブルバード

こちらも嘘でしょ!?な選曲でもうテンション上がりました。

 

平方元基さんから音源もらったけど、染まるといけないと思って田代万里生さんにも音源お願いしたら、体感2分で返事帰って来て、超長~い説明と海外のPVまで参考に貼ってくれて、万里生さんの深い優しさを感じた話、聞けて有難かった。

万里生さん、「若い時の歌だから全然歌えていない、今だったら台詞のように歌える」と謙虚なお言葉。

また万里生さんの超優しさ伝説、増えました。

元基くんイズムと万里生さんイズムを感じながら聴いていただけたら」で始まりました。

 

もうイントロから泣けた!

古川さんジョーが見えた。

本当に難しい歌なので、「待っていたうまい話」から早口の台詞調になるところは、ちょっと乗り切れていない部分もありましたが、全体的にうま~くまとめてくださって。

やっぱり音程がブレないのよね。

最後の歌い上げもとっても熱くてかっこよくて、大好きな方が歌ってくださる大好きな歌、嬉しかった...

 

今日も来てよかった!と心から。

 

その後、す~っと「最後のダンスソロ。

キーボードソロ、聴こえてくると、来た来た来た!と鳥肌。

愛と死の輪舞」同様、完璧。

バンドがデデデデデデデと来て、アップテンポになるあたりからテンション上がり過ぎて動悸が。

闇の中からぁっ!の色っぽい声に打たれて悶絶。

裏声になるとことか、もう背筋ゾクゾクで瀕死。

 

隣の友も息してなかった(イメージ)。

 

続けて「遠い稲妻」を完璧に歌い上げ、

 

その後にMC...

ついにここに来て「LUPIN カリオストロ伯爵夫人の秘密」のお話!

ついに発表になりましたねルパン、今回カリオストロ伯爵夫人役をやらせていただくことになりました!」って。

こんなギャグセンスが大好きです。

 

アルセーヌ・ルパン役をやらせていただきます、古川雄大です!

止まらぬ大拍手!!!!

客席からの待ってました!の声が聞こえるようでした。

 

初めての帝劇単独主演です!ついに来ましたね、この時が!時が来たもう一回歌おうか?」 

そうだよ、「時が来た」の前に入れ込んだらよかった。

 

ルパン、最後が長野公演で、「最後長野で錦を飾れる」みたいな事も仰ってた。

今日もその話されるかな?

ルパン発表後の会場の大拍手が本当に感動的で、またその瞬間が見たい。

 

それから、お約束のカリスマグッズ販売員、この日はもう開き直って、もう買って!言うてはりました。

4月はじまりのカレンダーも今年も販売されるそうで、ルパンの続いてビッグニュース!って、客席の笑いを誘ってました。

 

そして2部最後の曲「Raise you up~Just Be」前回聴いて、やっぱり好きだわ、この曲と。

曲もですが、振り付けも好きで、この時の古川さんの軽い感じのダンスが綺麗なんですよね。

ペンラ振りながら釘付けでした。

明日も配信があると思うと最後だという淋しさも吹っ飛んで、このフィナーレに身を委ねました。

 

カテコの「僕こそ音楽」は言わずもがなの完璧な仕上がり。

だけでなく、古川ヴォルフの空間が広がってすべてがその色に包まれていた。

自分にとってなくてはならない曲、曲もそう思ってくれてたらいいな」(意訳)って言ってからの歌唱だったので、なおの事胸に迫るものがありました。

 

最後「アイラブユー!」って叫びながら捌けていった古川さん。

 

グレコン2、2回拝見して、その美しい容姿を堪能すると共に、歌声の素晴らしさ、細やかな演技、軽やかな身のこなし、ダンス力、ユーモア、優しさ、音楽愛、仲間をリスペクトする心、謙虚さ、様々確認できたのですが、

何よりも心に残っているのは、ファンへの愛と感謝の気持ち。

MCの間中、終始溢れていたファン愛、受け止める会場との一体感、忘れられません。

 

今日の配信でまた何か新しい愛と発見あるかな?

もうすぐ始まります、楽しみ!

 

前回のレポ👇

 

 

 

 

カレンダー、超絶ビジュアル👇

役に染まり拡張させる、多面性に満ちた古川の表情を収めました。

だって…天才スタッフおる!