こんばんは!

 

博多からの帰り便の中です 飛行機

 

昨晩は諸々信じられないような舞台体験をしました。

 

まずは、博多座の本気のエリザベート仕様に感激…

 

入場して〜の、アミューズメントパークのような内部に舞い上がり…

 

キャスボに震え…

 

抽選で当たった我がお席に固まりましたあんぐり

博多座の補助席って、帝劇みたいにうんと後方の通路に椅子ズラーッと並べる方式ではなく、

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赤枠の黒い席、普通のセンター席の通路側に椅子を置いてくれるのです。

だから、私みたいな補助席組もめちゃくちゃ良い席を割り当てられ…
前から4列目でした!泣き笑い
おまけにトート閣下、真横をお通り席で、芳雄さんのええ香りがファーッとあせる
そして博多座の座席、すんごく舞台に近くて、帝劇の最前列より近かったよ?!
まさかこんなに近いとは思っておらず、席についた時点で動悸がやばかったです ドキドキ
お隣の方、快適な端っこ席のつもりが急に椅子置かれて人が座って来て、何?!って思われた事でしょう…
 
そして、何より舞台が凄かった!
壮絶でした…
ただでさえ熱量の高い「エリザベート」という作品に、今の日本ミュージカル界のトップオブトップに君臨する井上芳雄様が、今期初、降り立ったわけです。
そしてそこには、生けるエリザベートとも言える花總まり様がおわすわけで。
 
帝劇以来お久しぶりの「エリザベート
私的には2016年ぶりの花芳ペア、
どんな凄い事が巻き起こるのかともう幕が上がった時点で変な汗が滲み出る始末でした。
 

以下、本当に個人の勝手な感想です。

思い込み、思い違いあるかもです、ご容赦を。

そして、きっととてつもなく長くなりそう。

(ここまでも既に長い!)

すみません、適当にお願いします!

 
来た来た来た!我ら息絶えし者ども♪
楽しい一連が終わると、芳雄トート閣下が厳かに降臨。
博多座も電飾羽?って確かめるの忘れるくらい閣下に見入ってしまった。
のっけから完璧な音程でド安定な歌唱に痺れる…
 
そして花總まり様、
プレーゴ!切り替わりの笑顔が大好きです。
ここからもう惹き込まれます。
今期2回もお花様のシシィ見られて心から嬉しい。
姉ゾフィーのお見合いの時の白いカジュアルドレスがとても似合っています。
物凄い少女感にときめく。
この日、お花様の歌唱がいつもに増して強くて素晴らしくて、歌唱だけで泣いてしまった。
芳雄閣下のお歌はただでさえ音圧高いのに、エコーで増幅されてるものだから、凄いボリュームでビンビン響いて!
エコーいらんやろ!
緩急を自由自在に操り、1曲1曲を極めて繰り出す。
何も言えねえ、ただだた凄い!
場を制圧する歌唱にひれ伏すのみ。
歌だけじゃない。

研ぎ澄まされた空気を綿密に張り巡らせ、全ての動作に意味がある。

マント、鞭、ピストルの扱いが異様に上手くて震える。

とてつもない存在感。

 

迎え撃つお花様も明らかにテンション高め。

圧巻だった踊る時は♪

泣く歌じゃないけど花芳様共に素晴らし過ぎて号泣。

(隣の人びっくりしたろうな)

最高峰のパフォーマンスを見た時って泣くしかないもの。

だって、火花が散ってたよ?目線合わせる時。

お二人とも、嬉々として演じてらっしゃった。

 

お花様、シシィとして経過していく年月が、今日もリアル過ぎました。

美貌の頂点極めた鏡の間、私だけに♪

立ってるだけでカタルシスな人って他にいるだろうか?

そこから少しずつ歳を重ねるシシィの容貌、何度も言うけどどういうテクニック?

夜のボート♪の暗闇と光を湛えたあの瞳。

ここでの歌唱も声色をしっかり落として、重い心の澱を歌詞に乗せて、素晴らしかった。

それは万理ンツあっての事でもありますが、いや、極まってました。

 

そしてまた、芳雄さん閣下も、

皇帝に心の閉ざしたシシィ見て歓喜の笑み。

最後のダンス♪では公言通りに少しだけジュンスみを入れてワイルドさも加味。

死にたいのかぁ?!昂揚し過ぎ!

振り切って来てくれて本当にありがとうございます。

楽しいです!

 

今期のお二人のケミストリーは、想像を超えて来る世界を生み出し、舞台を観る醍醐味をあらためて教えてもらったような気がしました。
これは全舞台ファンが観るべき、もっと門戸を広げてたくさんのファンが観劇出来るようにしてほしいと節に思います。
 
もちろん、他のキャストの皆さまも素晴らしかったです。
今日何もかも完璧だったんじゃないかな?
子供ルドルフの西田理人くんはどんだけの才能を持って生まれて来たんだろう。
歌唱もカテコの佇まいもハタチくらいの様相。
 

万雷の鳴り止まない拍手、昂揚したお客様の顔顔顔。

数回カテコ後、アナウンス流れても拍手終わらないので、芳雄さんとお花様がもう1度出てきてくださって、お約束のファサーッお辞儀を、お花様も負けじとファッサー!

二人で思いっ切り弾けて捌けて行かれました。

 

様々な想いを持ってやって来た博多で、この幸福体験。

まだ夢見心地で、フラフラと博多座を後にしました。

まだ明日があるからね、と 予防

でもこのお二人の「エリザベート」は本当に最後なのかもしれない、本当にそうなのかな?

終わって欲しくない奇跡の夜でした。