小学校1年生まで私が生まれ育った街は大阪の下町。
母親が買い物している間、商店街の毛糸屋さんの店先で私を預かってもらったり、パーマ屋さんでカラーテレビを観せてもらったり。
その後、千里ニュータウンに引っ越すのだが、小学生の子ども同士、お互いの家を行き来し、ご飯を食べさせてもらったり、食べてもらったり。
他人の家と行き来するのが当たり前だった。
子育ての経験のない私には、子どもの置かれている環境については一気に半世紀のギャップが生じることは珍しくない。
しかし、ここまでとは。
『ママに友達の家に行っては駄目だって言われている』
記事に「わが家の当たり前は友達の家では当たり前でないことに気づきます。」とあるように、友達の家に行って知ったことは多かった。
プライバシーって、難しいな。